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  1. 市川三郷町議会 2021-03-04
    03月04日-01号


    取得元: 市川三郷町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    令和 3年  3月 定例会(第1回)令和3年第1回市川三郷町議会定例会(第1日目) 1.議事日程                             令和3年3月4日                             午前10時00分開議                             於議場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 請願の付託 日程第4 承認第1号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第12号)の専決処分につき承認を求めることについて 日程第5 承認第2号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第13号)の専決処分につき承認を求めることについて 日程第6 議案第1号 市川三郷町議会議員及び市川三郷町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例制定について      議案第2号 市川三郷町予防接種健康被害調査委員会条例制定について      議案第3号 市川三郷町職員の分限に関する手続き及び効果に関する条例中改正について      議案第4号 市川三郷町国民健康保険条例及び市川三郷町国民健康保険税条例中改正について      議案第5号 市川三郷町公民館設置及び管理条例中改正について      議案第6号 市川三郷町集会所等設置及び管理に関する条例中改正について      議案第7号 市川三郷町介護保険条例中改正について      議案第8号 市川三郷町指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例中改正について      議案第9号 市川三郷町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例中改正について      議案第10号 市川三郷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例中改正について      議案第11号 市川三郷町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例中改正について      議案第12号 峡南地域教育支援センター共同設置規約の改正について      議案第13号 区域外における公の施設の設置に関する協議について      議案第14号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第14号)      議案第15号 令和2年度市川三郷町国民健康保険特別会計補正予算(第6号)      議案第16号 令和2年度市川三郷町介護保険特別会計補正予算(第4号)      議案第17号 令和2年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計補正予算(第4号)      議案第18号 令和2年度市川三郷町簡易水道特別会計補正予算(第4号)      議案第19号 令和2年度市川三郷町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)      議案第20号 令和2年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      議案第21号 令和2年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)      議案第22号 令和2年度市川三郷町温泉事業特別会計補正予算(第2号)      議案第23号 令和2年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計補正予算(第3号)      議案第24号 令和2年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)      議案第25号 令和2年度峡南地域教育支援センター共同設置特別会計補正予算(第1号)      議案第26号 令和3年度市川三郷町一般会計予算      議案第27号 令和3年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算      議案第28号 令和3年度市川三郷町介護保険特別会計予算      議案第29号 令和3年度市川三郷町介護サービス事業特別会計予算      議案第30号 令和3年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計予算      議案第31号 令和3年度市川三郷町簡易水道特別会計予算      議案第32号 令和3年度市川三郷町公共下水道事業特別会計予算      議案第33号 令和3年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計予算      議案第34号 令和3年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計予算      議案第35号 令和3年度市川三郷町温泉事業特別会計予算      議案第36号 令和3年度市川三郷町恩賜県有財産保護管理事業特別会計予算      議案第37号 令和3年度市川三郷町市川財産区特別会計予算      議案第38号 令和3年度市川三郷町高田財産区特別会計予算      議案第39号 令和3年度市川三郷町大同財産区特別会計予算      議案第40号 令和3年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計予算      議案第41号 令和3年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算      議案第42号 令和3年度峡南地域教育支援センター共同設置特別会計予算      議案第43号 令和3年度市川三郷町上水道事業会計予算 日程第7 一般質問 2.出席議員は次のとおりである。(13名)       1番 秋山豊彦   2番 笠井辰生       3番 齋藤美佐   4番 丹澤 孝       5番 小川好一   6番 高尾 貫       7番 笠井雄一   9番 有泉 希      10番 松野清貴  11番 三神貞雄      12番 村松武人  13番 秋山詔樹      14番 一瀬 正 3.欠席議員(1名)       8番 川崎充朗 4.会議録署名議員       5番 小川好一   6番 高尾 貫       9番 有泉 希 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(22名)  町長        久保眞一   政策秘書課長    一瀬 浩  防災課長      塩沢正也   総務課長      石原千秀  財政課長      薬袋和幸   町民課長      武田真一  税務課長      芦沢 正   いきいき健康課長  望月和仁  つむぎの湯所長   内藤 勝   福祉支援課長    渡邉まゆみ  保育課長      渡辺浩志   農林課長      望月順二  商工観光課長    林 茂一   生活環境課長    丹沢宏友  土木整備課長    井上靖彦   まちづくり推進課長 渡辺 潤  会計管理者     保坂秀樹   三珠支所長     窪田正彦  六郷支所長     木村竹実   教育長       渡井 渡  教育総務課長    望月利偉   生涯学習課長    森川規彦 6.職務のために議場に出席した者の職氏名(5名)  議会事務局長    海沼良明  議会事務係長    進藤陽子  議会書記      芦沢順司  議会書記      櫻井 茂  議会書記      望月恵美     開会 午前10時00分 ◎議会事務局長(海沼良明君)  おはようございます。 開会にあたりまして、あいさつを交わしたいと思います。 ご起立ください。 相互に礼。 ご着席ください。 ○議長(笠井雄一君)  改めまして、おはようございます。 開会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。 本日、3月定例会が招集されましたところ、議員をはじめ各関係者の皆さま方にはご壮健にてご出席をいただき、ここに開会できますことは、誠にご同慶に絶えないところであります。 わが日本での春は3月上旬ころまでは、まだ北日本や山間部を中心に、余寒と呼ばれる冬の寒さが残り、降雪と積雪や凍結も残ります。初春の3月中旬から気温は急激に上がり、北日本と山間部を除いて、気温は16度から20度まで上がる日が増え、暖かくなり、冬枯れの雑草が緑色に変色し、若草が生え、樹木も負けずと新芽を除かせはじめます。 しかし、近年の気象状況では、異常という言葉を頻回に聞くようになりました。先月、2月22日に、多くの地域で異常にも最高気温が20度を超えるなど、4月から5月並みの暖かさとなりました。その後は、10度以下になるなど、私たちをはじめ、ほかの動植物も戸惑いを感じたことと思います。 一方、コロナ禍10都道府県に発令されていたコロナウイルス対策の緊急事態宣言について、大阪・兵庫・京都・岐阜・福岡の6府県への宣言を3月1日午前0時に先行解除されました。残る首都圏の1都3県は3月7日が期限で明日にも解除の是非を判断することとなっています。 また、2月17日より先行で医療従事者4万人に対し、1回目のワクチン接種が開始、続く医療従事者の接種も今週から始まるとのことです。 われわれのところでは、いつ接種できるのか、まだ見通しが立っていませんが、ワクチンが供給され次第速やかに接種できますよう、万全な体制を整えおいていただくことをお願いするものであります。 これからは、本格的な春の到来です。心も弾む季節です。しかし、コロナウイルスに感染しないための予防対策は決して忘れてはなりません。 町民の皆さまにさらなる予防対策への徹底をお願い申し上げます。 さて、本定例会は令和3年度当初予算、令和2年度補正予算、ほか43議案であり、極めて重要な議会であります。 いずれも町民生活に直結した案件であります。非常に厳しい財政状況ではありますが、町民の福祉増進のため、十分なご審議をお願いいたしまして、開会のあいさつといたします。 なお、8番、川崎充朗君より、本日、所要のため、欠席する旨の届け出がされておりますので、ご了承願います。 ただいまから、令和3年第1回市川三郷町議会定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 12月定例会以降の諸般の報告は、お手元に配布したとおりでございます。 続いて、一部事務組合の報告を組合議員に求めます。 はじめに、峡南広域行政組合議会の報告をお願いいたします。 第12番、村松武人君。 ◆12番議員(村松武人君)  議長の命により、峡南広域行政組合議会の報告をいたします。 令和2年第2回峡南広域行政組合議会臨時会は、12月22日に開会され、本町からは秋山詔樹議員と松野議員と私、村松が出席しました。 今回の臨時会では、常任委員会委員の選任、議会運営委員会委員の選任のほか、専決処分の承認1件、条例改正3件、補正予算2件であり、いずれも原案のとおり承認、可決され、その審議等の内容は次のとおりでありました。 まず、原案のとおり承認・可決され、その審議等の内容は、まず、常任委員会委員の選任については、任期満了により南部町議会議員選挙によるもので、総務消防常任委員会委員に木内秀樹議員、情報センター慈生園常任委員会委員に高橋茂広議員が選任されました。また、委員の互選により、高橋茂広議員が常任委員会委員長に選任され、議会運営委員会委員にも選任されました。 次に、専決処分の承認を求める件は、峡南広域行政組合職員給与条例及び峡南広域行政組合会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対応するため、防疫等作業手当の特例の運用および業務体制の確保、ならびに令和2年度人事院および山梨県人事委員会により、給与改定が勧告されたことに伴う改正が必要となり、緊急を要したため専決処分を行ったものでありました。 次に、峡南広域行政組合特別会計設置条例中改正の件については、峡南広域行政組合情報センター会計について、特別会計の設置に伴い、円滑な運営と経理の明確化を図るために改正を行ったものでありました。 次に、峡南広域行政組合資金積立基金条例中改正の件については、峡南広域行政組合情報センター会計について、特別会計の設置に伴い、財政の健全な運営を図るため、改正を行ったものでありました。 次に、峡南広域行政組合慈生園設置及び管理条例中改正の件については、養護老人ホームの入所者の減員に伴い、入所者の定数を定める必要があることから改正を行ったものでした。 続いて、令和2年度一般会計補正予算(第5号)の件は、歳入歳出それぞれ200万7千円減額し、歳入歳出予算の総額を、18億2,724万5千円とするものでありました。 歳入は、分担金及び負担金、財産収入、諸収入の増額と組合債の減額を行い、歳出は、人事院勧告に伴う人件費の減額と職員の人事異動による更正、事業費の追加、入札差金など不用額の更正および新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金による慰労金の増額でありました。 次に、令和2年度介護保険特別会計補正予算(第3号)の件は、歳入歳出それぞれ781万1千円を減額し、歳入歳出予算の総額を2億823万2千円とするものでありました。 歳入は、介護保険収入の減額と諸収入の追加であり、歳出は人事院勧告に伴う、人件費の減額や職員の配置換え、退職、会計年度任用職員の手当、費用弁償の更正と人材派遣会社への委託を取りやめたこと等の不用額を差し引き、介護保険安定化基金へ積立てたものと新型コロナウイルス感染症緊急包括交付金による慰労金の増額でありました。 先ほど、1カ所間違ったところがあると思います。 総務常任委員会木内秀樹さんということで、情報センターに高橋さん、それから委員さん互選によりまして高橋茂広議員が常任委員会の委員長に選任されたということでございます。 以上で、峡南広域行政組合の報告を終わります。 ○議長(笠井雄一君)  次に、中巨摩地区広域事務組合議会の報告をお願いいたします。 第5番、小川好一君。 ◆5番議員(小川好一君)  議長の命により、中巨摩地区広域事務組合議会の報告をいたします。 令和2年12月中巨摩地区広域事務組合議会定例会は、12月24日に開会され、本町からは笠井議員と私、小川が出席いたしました。 本定例会に提出された議案は、専決処分案件2件、予算案件1件の計3件でありました。 提案された内容は、すべて原案どおり承認、可決されました。 議案審議の前に、任期満了による南アルプス市議会の議員選挙に伴い組合議員の改選が行われ、有野一成議員、櫻田力議員、花輪幸長議員、小池伸吾議員、斉藤諭議員が新たに選出されました。また、議会運営委員会の議長には斉藤諭議員が選任されたことを報告いたします。 それでは内容について報告いたします。 まず、専決処分案件についてでありますが、中巨摩地区広域事務組合職員給与条例の一部改正については、人事院勧告および山梨県人事委員会の勧告に鑑み、中巨摩地区広域事務組合職員給与条例の一部を改正するものでありました。 次に、令和2年度ごみ処理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、3,540万円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ16億1,705万4千円とするもので、歳出は、令和元年度消費税確定申告の不足分の追加でありました。 次に、予算案件の内容について報告いたします。 議案第26号 令和2年度ごみ処理事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、717万円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ16億2,422万4千円とするもので、歳入は繰越金、歳出の主なものは公課費で、令和2年度消費税中間納付の12月、3月分の追加でありました。 以上、中巨摩地区広域事務組合議会の報告とさせていただきます。 ○議長(笠井雄一君)  次に、山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告をお願いいたします。 第6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  議長の命により、山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告をいたします。 令和3年第1回山梨県後期高齢者医療広域連合議会定例会は、2月24日、山梨県自治会館において開会されました。 今定例会に提出された案件は、第4次広域計画の策定ほか、条例の一部改正案2件、補正予算案2件、令和3年度当初予算案2件であり、いずれも原案のとおり可決されました。議案の内容および審議の結果は次のとおりでありました。 後期高齢者医療広域連合第4次広域計画は、地方自治法第291条の7の規定に基づき、市町村と広域連合の役割分担や連絡調整を行う事項について定めたもので、令和3年度からの5年間を計画期間とするものでありました。 次に条例の一部改正案2件について、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定の取り扱いに準じて、会計年度任用職員の期末手当の支給割合を改正するものでありました。 後期高齢者医療に関する条例の一部改正は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部が改正されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症の定義を改正するものでありました。 続いて、令和2年度一般会計補正予算(第2号)では、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ3,084万2千円を減額し、それぞれ5億2,180万8千円とするもので、補正の主なものは、歳入では基金繰入金を減額し、歳出では特別会計繰出金を減額するものでありました。 次に、令和2年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)では、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ8億9,957万3千円を減額し、それぞれ1,049億660万7千円とするもので、補正の主なものは、歳入では市町村負担金、基金繰入金を減額し、歳出では療養諸費を減額するものでありました。 続いて、令和3年度一般会計予算では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億2,339万3千円とするもので、広域連合議会や広域連合の事務に要する費用および特別会計の事務費用に繰り出すための負担金を各市町村から受け入れるなどの内容でありました。負担金総額5億2千万円のうち、本町の負担金額は1,228万5千円とするものでありました。 次に令和3年度後期高齢者医療特別会計予算では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,054億4,094万3千円とするもので前年度に比べ8億3,537万5千円の増額でありました。 歳入の主なものでは、繰入金、17億6,486万3千円で、前年度より7億3,407万5千円の増額でありました。これは、療養の給付等に要する費用が不足する場合に繰り入れを行う、後期高齢者医療給付基金繰入金の増額によるものでありました。 歳出では、保険給付費1,048億1,844万円で前年度より7億8,154万円の増額でありました。増額の主な要因は、被保険者の増加と、それに伴い1人当たりの医療費の増加によるものでありました。 以上が、山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告でありました。 ○議長(笠井雄一君)  以上で、報告を終わります。 日程に入ります。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第126条の規定によって、 第5番 小川好一君 第6番 高尾 貫君 第9番 有泉 希君 以上、3名を指名いたします。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第2 会期の決定を議題とします。 本件については、議会運営委員会において協議がされておりますので、その結果について議会運営委員長より報告を求めます。 議会運営委員長、第6番 高尾貫君。 ◆議会運営委員長(高尾貫君)  議長の命により、議会運営委員会の報告をいたします。 令和3年第1回市川三郷町議会定例会の会期等につきましては、去る2月24日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました。 その結果、会期は本日3月4日から16日までの13日間とします。この間、6日、7日、13日、14日を休会日とし、8日、10日、11日、12日、15日を予備日とします。 本日は、この後、提出された請願の委員会付託を行い、次に、承認第1号、承認第2号の説明・質疑・採決を行います。続いて議案第1号から議案第43号までを一括上程し、説明・質疑を行った後、各常任委員会へ付託いたします。 続いて、一般質問を行います。一般質問は6人から通告がありました。 次に、5日、9日の2日間を各常任委員会の審査日にあて、5日を総務厚生常任委員会、9日を教育土木常任委員会とし、いずれも午前9時から開議することといたします。 続いて、16日の最終日を本会議とし、付託案件についての委員長報告を行うことといたします。 また、追加議案が提出された場合には、日程に追加し、本会議の中で審議することといたします。 詳細は、お手元に配布した日程のとおりであります。 以上が、議会運営委員会の報告となります。 ○議長(笠井雄一君)  お諮りします。 本件につきましては、議会運営委員長の報告どおり、決定することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から3月16日まで13日間に決定いたしました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第3 請願の付託を行います。 本日までに受理した請願は1件であり、お手元に配布した請願文書表のとおりです。 所管の委員会に付託します。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第4 承認第1号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第12号)の専決処分につき承認を求めることについてを議題とします。 執行部の説明を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  開会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。 本日は令和3年市川三郷町議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご多用の中ご出席を賜り、ここに定例会が開会できますことに厚くお礼を申し上げます。 また平素、町行政の推進に深いご理解と、ご協力をいただいておりますことに、併せて感謝を申し上げます。 はじめに、東日本大震災から間もなく10年となります。わが国、世界は、地震など、自然災害や気象災害と新型コロナウイルスの2つの危機に直面しています。 新型コロナウイルスワクチンの先行接種につきましては、2月中旬に医療従事者、3月中旬に医療にかかわる医師、4月下旬から65歳以上の高齢者となります。 市川三郷町の1月現在の人口は1万5,469人、65歳以上のご高齢者は6,138人、うち75歳以上3,549人、16歳以上64歳以下7,846人、15歳以下1,485人です。 接種対象者は16歳以上としたとき、1万3,984人となります。ワクチンはアメリカファイザー製で、接種回数は1人2回となります。1回の接種から3週間後2回目の接種ということになります。接種の実務は地方自治体が担うことになります。 これに伴いまして、2月10日、知事と27市町村長のウェブ会議、2月12日、ワクチン接種体制整備検討会を西八代郡医師会会長をはじめ医師全員、市川三郷病院院長、看護師、事務方、国営国保診療所所長はじめ医師、看護師、町から町長、いきいき健康課、福祉支援課、町民課の3課長はじめ職員が出席し開催しました。 2月16日、ワクチン接種地域協議会を市川三郷町・富士川町両町長、峡南医療センター企業長、市川三郷病院長、富士川病院院長、西八代郡・南巨摩郡両医師会長、市川三郷町いきいき健康課長、富士川町福祉保健課長はじめ、両町職員の出席で開催しました。 ワクチン接種が安全に確実に実施できるよう、準備に万全を期しております。 本日、ご提案申し上げます案件は、専決処分の承認2件、条例制定2件、条例改正9件、規約の改正1件、令和2年度市川三郷町一般会計・特別会計補正予算12件、令和3年度市川三郷町一般会計・特別会計等予算17件、令和3年度市川三郷町上水道事業会計予算1件、その他1件の合わせて45案件であります。 それでは、提案理由の説明を申し上げます。 承認第1号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第12号)の専決処分につき承認を求めることについて 本件は緊急執行を要したので、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分したもので、専決事項は、令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第12号)で、歳入歳出それぞれ302万5千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ115億9,964万6千円としたものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 以上のとおり、専決処分いたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。
    ○議長(笠井雄一君)  財政課長、薬袋和幸君。 ◎財政課長(薬袋和幸君)  承認第1号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第12号)の説明をいたします。 歳入から説明いたします。 事項別明細書の4ページをお開きください。 今回の専決予算は年末年始に帰省予定の県外在住の大学生等がその帰省前にPCR検査を受けた際の検査費用の一部を助成する事業で行ったもので、15款2項1目総務費県補助金に75万円を追加したものは、県の1人当たりの補助単価の上限が5千円で、150人分を見込んだものです。 18款1項1目財政調整基金繰入金に227万5千円を追加したものです。 以上、歳入の説明とさせていただきます。 歳出につきましては、政策秘書課長から説明いたします。 ○議長(笠井雄一君)  政策秘書課長、一瀬浩君。 ◎政策秘書課長(一瀬浩君)  続きまして、歳出の説明をさせていただきます。 2款1項15目政策推進費ですが、内容につきましては、ただいま財政課長が説明したとおりでございますけれども、新型コロナウイルス対策に伴う支援分として302万5千円を追加するものでございます。 新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中で、本町出身の学生が安心して帰省できることを目的とし、年末年始12月17日から令和3年1月17日までの間に帰省を予定されています県外に在住する大学生等に対し、帰省前にPCR検査を受けていただき、その検査費用の一部を町が助成するというものでございます。 補助対象者は150人をマックスとし、先ほどのように計算をさせていただきまして、それが18目の負担金補助及び交付金に追加計上させていただきました。 内容はお1人当たり最大で2万円を町として補助をしようというものでございました。 以上で、歳出の説明とさせていただきます。 ご審査のほどよろしくお願いいたしまして、ご承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。 13番、秋山詔樹君。 ◆13番議員(秋山詔樹君)  1点お聞きしておきたいんですけど、この専決に対して反対ではないんですけど、一般会計のほうでコロナウイルスの減額が260万出ていますよね、これはしたばかりですぐ減額と、これは同じ関連のものでいいかどうか、それだけお聞きしておきます。 ○議長(笠井雄一君)  政策秘書課長、一瀬浩君。 ◎政策秘書課長(一瀬浩君)  今、議員さんがおっしゃられましたとおり、3月補正で減額をさせていただきましたが、これは実績に伴うものということでございます。 詳しくはそのときにと思いますが、150名で予算を計上させていただきましたが、実績においては10名くらいだったということでございます。 ○議長(笠井雄一君)  そのほかに質疑はありますか。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって承認第1号は、原案のとおり承認することに決定しました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第5 承認第2号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第13号)の専決処分につき承認を求めることについてを議題とします。 執行部の説明を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  承認第2号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第13号)の専決処分につき承認を求めることについて 本件は緊急執行を要したので、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分したもので、専決事項は、令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第13号)で、歳入歳出それぞれ1,604万4千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ116億1,569万円としたものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」および第2表「繰越明許費補正」によります。 以上のとおり、専決処分いたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。 ○議長(笠井雄一君)  財政課長、薬袋和幸君。 ◎財政課長(薬袋和幸君)  承認第2号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第13号)の説明をいたします。 歳入から説明いたします。 事項別明細書の5ページをお開きください。 14款1項2目衛生費国庫負担金157万2千円の追加および2項3目衛生費国庫補助金871万7千円を追加したものは、いずれも新型コロナウイルスワクチン接種に関わる負担金ならびに補助金であります。 2項6目教育費国庫補助金は261万1千円を追加したもので、小中学校で感染症対策の備品などを購入する費用に充てるもので、補助率は2分の1となっております。 18款1項1目財政調整基金繰入金に314万4千円を追加したものであります。 以上、歳入の説明とさせていただきます。 歳出につきましては、それぞれ担当課長から説明いたします。 ○議長(笠井雄一君)  六郷支所長、木村竹実君。 ◎六郷支所長(木村竹実君)  歳出の説明をいたします。 6ページをお開きください。 2款1項12目六郷支所費は補正額112万2千円を追加するもので、14節工事請負費、六郷庁舎自動火災通報受信機改修工事費であります。六郷庁舎の自動火災通報受信機は、基盤の一部が破損し、すでに設置から32年経過していることから、交換部品もないため、受信機本体を取り替えるものであります。 次は、税務課長に代わります。 ○議長(笠井雄一君)  税務課長、芦沢正君。 ◎税務課長(芦沢正君)  2項徴税費、1目税務総務費を100万2千円減額するものです。2節、3節、4節は人事異動による減額です。 次は、いきいき健康課長に代わります。 ○議長(笠井雄一君)  いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  4款衛生費について説明させていただきます。 4款1項1目保健衛生総務費は41万1千円を追加するもので、2節給料7万4千円、3節職員手当等16万1千円、4節共済費17万6千円はともに新型コロナウイルスのワクチン接種体制整備に伴う職員の人事異動による人件費の追加であります。 7目新型コロナウイルスワクチン接種事業費は、1,028万9千円を新たに計上するもので、1節報酬89万3前縁、4節共済費17万2千円、8節旅費3万2千円はワクチン接種体制整備のため増員となった会計年度任用職員2名分の人件費であります。 7節報償費114万8千円は、ワクチン接種に伴う医師、看護師等の報酬となります。 10節需用費81万5千円は、重篤な副反応に備えた応急対応用品蘇生キットや、咽頭鏡などや集団接種会場に設置するアクリル板、医療従事者が使用する使い捨て手袋やマスク、ガウンなどの医療用品、また増員となりましたワクチン接種担当用の机、ロッカーなどの事務用品ンとなります。 11節役務費の通信運搬費103万9千円は、65歳以上の高齢者などに送付する接種券等の郵送料6,200通分、専用回線3回線の設置設定料、電話3体の電話料となります。 また、その他役務費は集団設置の従事者述べ71人の保険料25万3千円となります。 12節委託料の検査委託料157万2千円は、ワクチン接種を行う医療機関への委託料で、接種費用であります。 その他委託料285万1千円は、接種券の送付を行うため、システム改修を行うための改修委託料であります。 13節使用料及び賃借料は集団接種会場で使用する資器材の借上料等であります。 17節備品購入費は、ワクチンを保存する保冷庫1台、ワクチンを運搬する保冷ボックス8個、集団接種用のスクリーン10台、またワクチン接種係に設置した電話機3台等であります。 なお、1月25日の予算専決時には、3月下旬から65歳以上の高齢者の接種を開始することと国の指示がありましたので、本町の医療受持者として人口の3%、465人と、3月中に接種可能な65歳以上の高齢者として690人分の接種にかかる費用を計上しております。 次に、教育総務課長に代わります。 ○議長(笠井雄一君)  教育総務課長、望月利偉君。 ◎教育総務課長(望月利偉君)  9款教育費の説明をいたします。 7ページから8ページとなります。今回、国から学校保健特別対策事業費補助金の追加交付があり、感染症対策等の学校教育活動継続支援事業として、各小中学校の感染症対策備品等を購入するものです。 期間は12月15日から3月31日までが対象で、補助率は2分の1ですが、地方負担分については新型コロナウイルス感染症対応地方臨時交付金による充当も可能となっております。現在調整中であります。 2項小学校費としまして248万1千円、3項中学校費としまして274万3千円の追加で2項1目上野小学校管理費から3項8目六郷中学校教育振興費までの10節事業費および17節備品購入費の追加となります。 需用費の消耗品としましては、感染予防のためのパーテーションや、フェイスシールド、マスク、教室の二酸化炭素濃度を測定し、換気を効率よく行うための測定器等の購入費です。 備品購入費の庁用器具費としましては、大型ストーブやサーモカメラ等の購入費となっております。 以上、歳出の説明とさせていただきます。 よろしくご審議のほど、またご承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。 第6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  1点お尋ねいたします。 6ページ、新型コロナウイルスワクチン接種事業費の関係ですけれども、先ほど予算といいますか、使用料なども説明いただきましたけれども、すでにもう接種券の発送準備等も行われて、事務用品などもそれぞれ準備されている模様でありますけれども、町民への広報、大分心配しています。どういうふうになるのかなと、テレビでは全国的な報道をしていただいて、おおよそ4月、あるいはそのくらいからできるという話はつかんでいるみたいですけれども、具体的に町からの広報が若干少ないのか、あるいは遅れているのか、そんな気がしますので、広報はどうなっているのか、それからこれからのスケジュール、広報に対するスケジュールはどんなふうになるのか、そのへんをお伺いさせてください。 ○議長(笠井雄一君)  いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  住民に対する接種券等の送付ですが、国の予定ですと最初は3月22日を予定されておりました。町につきましても、接種券の印刷等、3月22日を目途に準備を進めております。ですがワクチンの供給量の不安定さから、4月下旬接種開始となりまして、それに併せて通知のほうも発送を遅らせるようにという旨の通知も入っております。ですので、町のほうとしますと4月上旬くらいを目安に発送の準備を進めております。 また、それにつきましても、広報やホームページ等で掲載して、詳細を皆さんにお知らせしたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  大変重要なことです。実は国、また県からも明確な日程の提示がありません。ワクチンの供給がしっかりまだ確認されていないところがあるようです。当初4月26日の週から65歳以上の方の接種をということですが、これは遅れる可能性が十分あると思うんです。 いろいろな点が、例えば市川三郷病院にマイナス75度で冷やす冷凍庫を置くんですが、各医院に個別接種をしていただくために、ワクチンを移すわけですが、保冷バックが必要になるんですが、この保冷バックも今、調達できない状態です。 数が足りないというか、かなりお願いをしているんですが、どうもなかなか思うようにということで、一つひとつが全体にまだしっかりした提示が示されていないこともあって、町民の皆さまに明確にお知らせするということができないでいる状況ですが、少なくとも方向性が出たら、ご指摘の広報はすべきであると考えております。 ○議長(笠井雄一君)  第6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  すみません。長くなってしまって。 というのは、隣の町では、昨日のすでに新聞にぱっと出してしまって、どこどこでやると、たぶん市川三郷も生涯学習センターなどを活用させてもらってやるのかなと、あるいは集団的な接種、あるいは土日はどうするかというような、私がここで言うあれではありませんけど、次の、明日の委員会で少しそのへんを詳細に伺わせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(笠井雄一君)  そのほかに質疑はありますか。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって承認第2号は、原案のとおり承認することに決定しました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第6 議案第1号から議案第43号までの43議案を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  それでは、提案理由の説明を申し上げます。 議案第1号 市川三郷町議会議員及び市川三郷町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例制定について 公職選挙法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、町議会議員選挙および町長選挙の選挙公営性の導入のため、本条例を制定するものであります。 議案第2号 市川三郷町予防接種健康被害調査委員会条例の制定について 町が行う予防接種による健康被害が発生した場合に、適正かつ円滑な処理を図るための調査委員会を設置する必要があり、本条例を制定するものであります。 議案第3号 市川三郷町職員の分限に関する手続き及び効果に関する条例中改正について 地方公務員法の改正に伴い、職員の意に反する降格に関し、必要な事項を条例で定める必要があるため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第4号 市川三郷町国民健康保険条例及び市川三郷町国民健康保険税条例中改正について 新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正により、新型コロナウイルス感染症の定義を改める必要が生じたため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第5号 市川三郷町公民館設置及び管理条例中改正について 市川大門中地区公民館の解体に伴い条例中から削除するため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第6号 市川三郷町集会所等設置及び管理に関する条例中改正について 未掲載の集会場および自治公民館を掲載する必要があるため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第7号 市川三郷町介護保険条例中改正について 第8期介護保険事業計画、高齢者福祉計画の策定に伴う年度の変更および新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正により、新型コロナウイルス感染症の定義を改める必要が生じたため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第8号 市川三郷町指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例中改正について 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要が生じたため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第9号 市川三郷町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例中改正について 指定介護予防支援等の事業の人員および運営および指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要が生じたため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第10号 市川三郷町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例中改正について 指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要が生じたため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第11号 市川三郷町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例中改正について 指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要が生じたため、本条例の一部を改正するものであります。 議案第12号 峡南地域教育支援センター共同設置規約の改正について 峡南地域教育支援センターやまなみ教室、身延教室の移転に伴い、関係普通地方公共団体との協議は議会の議決を経る必要があるため、本案を提案するものであります。 議案第13号 区域外における公の施設の設置に関する協議について 市川三郷町区域内に富士川町の公の施設、これは駐輪場でございますが、設置することについて、関係普通地方公共団体との協議は議会の議決を経る必要があるため、本案を提案するものであります。 議案第14号 令和2年度市川三郷町一般会計補正予算(第14号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ4億8,946万1千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ111億2,622万9千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」、第2表「繰越明許費補正」および第3表「地方債補正」によります。 議案第15号 令和2年度市川三郷町国民健康保険特別会計補正予算(第6号)について 今回の補正は、事業勘定では、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1億4,834万3千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ17億82万3千円とするものであります。 その内容は第1表「歳入歳出予算補正」によります。 直営診療施設勘定では、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1,349万6千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,290万円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」および第2表「繰越明許費」によります。 議案第16号 令和2年度市川三郷町介護保険特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ2,045万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ22億3,925万9千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第17号 令和2年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から、歳入歳出それぞれ113万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,379万1千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第18号 令和2年度市川三郷町簡易水道特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ69万2千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億4,953万8千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」および第2表「地方債補正」によります。 議案第19号 令和2年度市川三郷町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ2,267万9千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ10億646万円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」および第2表「地方債補正」によります。 議案第20号 令和2年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ372万2千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,962万8千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」および第2表「地方債補正」によります。 議案第21号 令和2年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ370万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ688万7千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」および第2表「地方債補正」によります。 議案第22号 令和2年度市川三郷町温泉事業特別会計補正予算(第2号)について 今回の補正は既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ1千万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,096万7千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第23号 令和2年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計補正予算(第3号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ128万9千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,141万2千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第24号 令和2年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1,556万5千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億3,492万3千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第25号 令和2年度峡南地域教育支援センター共同設置特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ8万3千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ330万7千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 議案第26号 令和3年度市川三郷町一般会計予算について 令和3年度の当初予算は、財政健全化に資する歳出改革等を念頭に予算編成を行いました。 新型コロナウイルス感染症対策に万全を期す中で、防災力、減災力、複合災害への備えの強化、高齢者福祉、子育て支援の充実、人口減少対策を重点政策とし、現在進めている主要施策を着実に遂行し、将来の地域の活性化へと繋がる基盤強化を目指した諸施策を進めてまいります。 本町の財政状況は、歳入の約6割を占める町税と地方交付税の合計では、前年度同額程度を見込むことができました。 また、ふるさと納税等を活用した積極的な財源確保を図るとともに、経常経費の一層の縮減に努めましたが、近年同様当初予算編成時に財源の一部を財政調整基金に頼る厳しいものとなっております。 こうした中で5年後、10年後の財政状況予測を念頭に、限られた財源の中で編成いたしました。 その結果、予算総額は93億1,194万8千円、前年度当初予算対比0.97%、8,987万1千円の増額となりました。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 議案第27号 令和3年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算について 事業勘定につきましては、歳入歳出の予算総額をそれぞれ16億8,339万6千円と定めるものであります。 また、直営診療施設勘定につきましては、歳入歳出予算総額を6,796万9千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第28号 令和3年度市川三郷町介護保険特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ22億3,140万2千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第29号 令和3年度市川三郷町介護サービス事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ393万8千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第30号 令和3年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,478万9千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第31号 令和3年度市川三郷町簡易水道特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億4,875万3千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 議案第32号 令和3年度市川三郷町公共下水道事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億748万3千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 議案第33号 令和3年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,879万8千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 議案第34号 令和3年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,749万4千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 議案第35号 令和3年度市川三郷町温泉事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額を4,372万4千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第36号 令和3年度市川三郷町恩賜県有財産保護管理事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ255万2千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第37号 令和3年度市川三郷町市川財産区特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ265万8千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第38号 令和3年度市川三郷町高田財産区特別会計予算について 歳入歳出予算の総額を65万1千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第39号 令和3年度市川三郷町大同財産区特別会計予算について 歳入歳出予算の総額を319万1千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第40号 令和3年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,769万円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第41号 令和3年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億3,522万3千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第42号 令和3年度峡南地域教育支援センター共同設置特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ359万5千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 議案第43号 令和3年度市川三郷町上水道事業会計予算について 本年度の業務予定量は給水戸数3,789戸、総配水量151万3千立方メートル、1日平均配水量4,145立方メートル。 収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益1億8,782万9千円、水道事業費用1億8,464万5千円とするものであります。 次に、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入2,139万7千円、資本的支出9,648万2千円とするものであります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7,508万5千円は過年度損益勘定留保資金2,343万5千円、および当年度損益勘定留保資金5,165万円で補てんするものであります。 以上、提案理由の説明といたします。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入りますが、あらかじめ申し上げます。 本件については、議会運営委員長の報告にもありましたように、所管の常任委員会に審査を付託いたします。 したがって、ここでは大綱的な質疑をお願いいたします。 これより質疑に入ります。 2番、笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  今回、令和3年度、新年度の予算等が上がってきましたので、お尋ねをさせていただきたいのですが、今の町長のご説明でも5年後と10年後、先を見て、今大変財政が厳しい中新年度予算を組んだとおっしゃられていたんですが、実際将来負担比率にしても、実質公債比率にしても県内の中ではよくないほうの数字というふうに承知しております。 実際3年後、5年後にどういうふうな数字の目標をもってこの新年度予算を取り組まれたのか、そういったビジョン的なものを共有する必要があるのではないかと考えるんですが、お考えをお聞かせください。 ○議長(笠井雄一君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  実質公債比率につきましては1ケタ台で県内では悪くないほうです。県下27市町村の実質公債比率をお調べになると分かります。 ただ、本町で気になるのが将来負担比率でありますが、これもピーク時を2年後、3年後くらいにして、あとは下降線をたどっていきます。 今年度予算につきまして、大きくは税収が約8千万ほど減ります。ふるさと納税が約3,800から4千万円くらいだから1億2千くらい減るんですが、収入がですね、歳入が。ただ、地方交付税交付金が1億2千万円ほど増えましたので、マイナスとプラス面を合わせるとほぼ同じくらいなんですが、ただいろいろな事業展開、これは将来に向けての先行投資の意味がありますから、それらをしっかりやることによって、町の活力を生むという施策は取っていかないとならないと思っておりますが、ピーク時を見据えた上で、将来的には安定的に加工に入るというふうに見通しているところでございます。 ○議長(笠井雄一君)  そのほか質問はありますか。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 本件については、各常任委員会に審査を付託いたします。 これにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、本件につきましては、各常任委員会に審査を付託することに決定しました。 ここで、暫時休憩とします。 再開は11時30分といたします。     休憩 午前11時22分-----------------------------------     再開 午前11時37分 ○議長(笠井雄一君)  再開します。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第7 一般質問を行います。 第6番、高尾貫君ほか5名から通告がありましたので、順次発言を許します。 第6番、高尾貫君の一般質問を許します。 ◆6番議員(高尾貫君)  議長の命によりまして、一般質問をさせていただきます。 地域の交流や社会教育に必要な集会所等の設置基準要綱の制定について伺います。 地域・地区の集会所等を建設する場合、町長の12月答弁の中で、「集会所がない区域の解消は早急に行いたいと考えております」という答弁がありました。この集会所というのは自治公民館だというふうに理解をしておりますし、公会堂なども含まれると思います。 私はその答弁を受けて、次のような提案をさせていただきますので見解を伺います。 新たに集会所等を建設する場合、次のような集会所建設基準を制定しておく必要があると思いますが、建設基準要綱を策定する考えがあるかどうかお尋ねいたします。 1つ、新規建設に伴う新築部分の基準単価、これは毎年度変化があると思いますけれども、基準単価の設定。 2つ目は、世帯数、人口など利用者人数に見合う基準床面積等々の設定。 3点目は、建設費用の上限基準、あるいはそれに伴う申請書および申請の手続き。 4点目は、収支予算書、工事見積書、平面図、配置図、周辺見取図等々必要とする書類の提出など、現在町には新設に係る基準が制定されていないので、制定しておく必要があると考え提案するものであり答弁を求めます。 大きな2つ目として、社会教育の推進に必要な公民館活動を推進するため、集会所の付帯設備要綱などを設け、公民館活動の進展とコミュニティの重要性、また、災害時避難場所としても活用できるよう詳細な要綱を制定しておく必要があるものと考えますが答弁を求めます。 大きな3つ目として、集会所の建設にあたり、地域住民の皆さまは、建設促進委員会、あるいは運営委員会など、今後の建設・管理・運営を含む検討委員会などを設けておく必要があると考えます。そしてそれらを地域にだけ任せるのではなく、町としても何らかの関わりを持つことが重要かと思いますが答弁を求めます。 大きな4点目として、第2次総合計画によると、人口世帯数も徐々に減少傾向にあります。現行の集会所等について、順次再編整備または広域的に活用できるようにしていく考えはあるのか答弁を求めます。 以上が1点目の質問であります。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  高尾貫議員の一般質問にお答えします。 集会所等の設置基準要項の制定についてでありますが、集会所等につきましては、さまざまな形態がありますが、今回の質問は自治公民館等に係るものだと思いますので自治公民館等につきまして答弁をいたします。 まず、12月議会の一般質問の中で答弁いたしました「自治公民館等の重要性や整備等に対する見解」について説明いたします。 少子高齢化・人口減少問題は、本町にとっても大変重要な課題であり、定住促進事業など積極的に取り組んでいるところであります。人口減少により、地域コミュニティの継続が難しくなることが大変憂慮されております。ご承知のとおり地域コミュニティは地域の相互扶助や文化継承などさまざまな機能の基盤となっており、特に最近では防災機能について大いに注目されているところです。そのような点からも地域コミュニティの基盤となる自治公民館の整備は大変重要だと考えております。 一方、中地区公民館は耐震性の問題により平成28年10月から一般利用を休止し、今年度解体いたしました。中地区公民館周辺の方からは10年以上前から継続して建て替え等について地区要望をいただいているところです。しかしながら利用休止から4年が経過してしまいました。集会所がない区域の解消は早急に行いたいと考えております。それらを総合的に検討し判断したものであります。この考え方に基づいて、次に個別に答弁をいたします。 1点目、建設基準要項の策定につきましては、ご提案いただいた項目を含めまして、しっかりと検討してまいりたいと考えております。先ほどの説明のとおりですが、地域コミュニティの基盤となる自治公民館の整備は大変重要であり、また、その自主的な組織活動の活性強化に取り組みたいという地域自らの活動は大変尊いものですのであります。 その自主的な活動の足かせになるような要項整備とならないよう配慮が必要であると考えております。 2点目、付帯設備要項の設定につきましても、同様の答弁とさせていただきます。 3点目、地域住民による検討委員会等の設置につきましては、ご指摘のとおり重要なことであると考えております。最近の事例といたしましても、八乙女自治公民館建設の際も、また今回の新自治公民館建設に向けても地域自治組織によって検討委員会等が組織され、町はその活動に対して支援を行っております。 4点目、集会所等の再編整備につきましては、ご指摘の点につきましては大変重要な課題だと考えております。今後、自治公民館等の運営および維持管理を行っている地域自治組織の自主性に配慮しながら検討を進めていきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  今の答弁でいきますと、最初の集会所建設の基準の制定は、これは検討でなくて措置をするということの理解でよろしいでしょうか。 その上に立ちまして、少し提案ですから、細かい部分について、若干触れておきたいと思いますけれども、なぜ私がこの質問をしたかといいますと、12月の議会で集会所のない地域の解消を図りたいと言われたんですけれども、集会所のない地域というのはどの地域を指して言っているのか、あるいはどこの地域とどこの地域なのか、それをちょっと教えていただけますか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生涯学習課長、森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 12月議会の答弁の中で想定をしておりましたのは、市川3区でございます。先ほどの町長からの答弁にもございましたが、市川3区内にありました中地区公民館は、耐震性の問題により、平成28年10月から一般利用を休止し、今年度解体をいたしました。 中地区公民館周辺の方からは、10年以上前から継続して建て替え等につきまして、地区要望をいただいているところでございます。 しかしながら、中地区公民館の利用休止から4年が経過してしまいました。集会所がない区域の解消は早急に行いたいと考えております。 また、地域コミュニティの重要性を総合的に検討し、判断がされたものです。 以上になります。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問がありますか。 6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  短く答えていいですよ。全部経過は分かっていますから。 というのは、例えば第5区旧春日町、それから第4区でも旧七軒町等々は、実は集会場、公会堂、公民館も含めてないんです。そういうところはこれからどうするかという心配事がありますから、あえて尋ねているわけでございますけれども、実際に七軒町の人たちが二宮の第4区ですけれども、二宮地区まで登ってくるということはとても不可能でありますから、結果的には下地区公民館を活用させていただいている。そして、第5区旧春日町についても下地区公民館を活用しているなど、やはり高齢者が多くなりましたら、その意味では足を運ぶのも大変だという意味で、そういうところもつけていくのかどうなのかという、設置していくのかどうかという、そういう質問なんです。 ただ、一定の箇所、もちろん今まで中地区に入っていた3区ですか、ありましたけれども、それはそれとして、そのほかをどうするんだと、ちょっとそれだと不公平が出るのではないかということが、多くの私どもを取り巻く4区のところから出ているわけですよね。そのバランスをどうするかということが1つと、それからもうちょっと細かく言わせていただきます。 集会所を要するに今までの各地域とも公会堂や集会所などは、新しく建設する場合については、各世帯で負担をしてきているわけです。例えば1つの例でありますけれども、例えば二宮などは、毎月のように500円ずつ積み立てて、そしてその後、建て終わった後も何年間かは500円ずつ返済をし、今は運営費として月々200円、年間2,400円を145世帯からいただいて運営をしているわけですよね。私、今、4区の公民館長ですから、そういう意味でやはりきちんとそういったものができていないと、どんどん広がって、町の財政に関わる課題ですから、しかも町民の皆さん方の税金でありますから、今まで負担してきたところと、そうでないところ、あるいは何かの理由があるところもありますけれども、それらはあまりにも不公平を感じるのではないかと。 もう1つ、そして公民館を建てた人で、新しく来た人たちは、そこに一括のお金を払うわけですよ。もちろん運営費も払うわけですけど、そうやって来ているところと、そこに例えば4区なら4区、3区なら3区でそこに建てた場合、今までの人たちのお金はどうするんですかと、こういう不公平さが出るわけですよ。だからもうちょっと税金の使い方、細かい話をしますけど、そういったところまできちんとしないと、あまりにももしそういう方法でやるとすれば、町長の答弁の中にあったような方法でやるとすれば、非常に不公平が感じられるということがありますよね。 もっと言えば、黒沢地区は、町長もおそらくご案内だと思いますけども、1件50万、40万、30万という莫大なお金を出して、しかもよそから来た場合は、アパートに住んでいようが、アパートに住んでいてよそに出ようが、そこでお金を、負担額がいくらとは言いませんけど負担をし、その公民館を活用しているという、そういう状況があるわけですから、私はその面からしても、少し税の使い方というのは、しっかりと考えてもらわないと、不公平感、公正さ、そういったものをぜひ庁舎内で横断的に話をしていただきたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  高尾議員のご提案は、まったくそのとおりだと思います。自治公民館含めて、そういう地域への施設の建設にあたっては、十分そうした点を要項等を整理しながら、公平公正にという思いというのは、とても重要だと思っております。 基本的な考え方としましては、税金で建てるんだからという、税金には変わりないですが、基本的には一般財源で全額投入してやるという考えはありません。すべてのものが、本町の場合は、今回は計画しているのは将来的に可能かどうかですけれども、過疎債を使う充当率100%の交付税措置70%という有利な起債、ただ一財ですべて建てるという考えはもっておりません。できるだけそうした国の補助金の得られる財源を見つけ出して、建設していくと。 ただ、地域住民の方々にご負担をしていただいている云々ということも、歴史的なそういう中では確かにあるかと思うんですが、基本的には住民の皆さまへのご負担は軽減していきたいという考え、過去こうだったから同じ負担を強いるということよりも、むしろできるだけ住民の皆さまのご負担は軽減していくという考えのほうがいいのかなというように思っているところです。 ただあくまでも基本的には等しく町民の皆さまである以上、公正公平を旨とするという、そのご提言については、まったくそのとおりだと思っております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  今、答弁の中で公正公平、できるだけ公平性は欠かないようにという話でありますけれども、もう1つ例を挙げて、ぜひそういうこともあるのでということで、議長ちょっと長くなりますけれども、お許しいただきたいと思います。 平成23年度に、第4区で、実は集会所を造ってほしいという要望を、過去にお願いしたんです。集会所の建設について、ぜひ検討していただきたいということの要望書を出したんですけれども、私は当時4区の区長でしたから、建設場所の候補地まで一生懸命探して、市川大門254-1、310平方メートルの大野嘉夫さんが住んでいたところの、昔の大龍寺というところの跡地、七軒町の大きなケヤキがあったところの、そこの広い土地があったわけですけれど、これは今現在、甲府の功徳山天尊躰寺が持っているんですね、城東1丁目の、そこの住職にお願いし、当時の4区の区長、私と、22組の大野組長さんと、大野林造さんですね。ともに土地を提供してくださるようにお願いに行きました。そしたら住職から土地を提供してくださるという了解をいただいて、改めて平成23年度に地区要望として町にお願いをしました。そのときの町の回答です。これは全文あります。読みます。長くなりませんから。 回答全文。 平成21年度から継続して4区から提出されております要望書の回答。当時は、サロンということが大分流行った言葉の時代、あるいは手当も国でやってくれた時代がありましたから、それらを材料にしながら、サロン施設として平成22年から、その間、2~3年、調査検討し、そして提出されました平成22年から2~3年の間に調査検討し、国県などのサロン施設を整備に関わる補助金等がありましたらそれを利用していくという、回答ですよ、町の。回答の答弁書にあります集会所の建設に利用できる国や県の補助金制度はまったくありませんということです。このため、建設費における地域の持ち出しが生じますと。地域に負担しなさいということを、町では言っているわけですよね。 そのときに、建設費における持ち出しが起きるということで平成22年の12月の組長、区長のお集まりのときに、その席でも地域の持ち出しについて説明いたしましたという答弁があったわけです。これは役場の答弁です。 そのとき区長は、高齢者世帯が多い組ばかりだから、建設に伴う地域の持ち出しは困るというふうに申し上げたんですけれども、改めて要望しましたけれども、今後も補助金の動向を調査して、全額補助の補助金の制度があったならば検討しますと。 なぜそのときにそういった方法を取ってくれなかったのかということが当時の、また私や、その時の22組、当代23組の組長さんたちはそこに、なぜだと、なぜやってくれなかったのかと、こういうことです。これは確かに国からのがなくても、町でこうやってできるんですから、なぜやってくれなかったという、そういういわゆる公平さを欠いているという、その部分に対して皆さんが怒っている。それはぜひ町長汲んでいただかないと、先ほど生涯学習課長が言った、ごく一般的な話は、それはそれでいいんですけれども、私は深く深く根深くあるんですよ、この問題は、もう少し、だったらなぜ、そのときに第4区に対して、もう少し優しくこうだったからこうだと、こういうお金を土地開発基金を取り崩してやろう、こういうふうにやろうという知恵を、なぜ4区に与えてくれなかったのかというのが、私の当時の区長、当時の組長さん、そして当時の組の皆さん方は、そういう思いがものすごいありますから、私はこんなことは本当は言いたくなかったんですけれども、設置基準を設けるには、そうした深いところまできちんと切り込んでやらないと、先ほど町長が言われた、公平、不公平、公平さ、あるいは平等さ、そういったものが公正さもなくなってしまうという思いが町民にありますから。これは一部町民ではないと思うんです。全町民にこのことは言われると思います。今後建てるには、ぜひそのことも根深く突っ込んで研究していただいて、これは検討ではないですね。造るほうは措置ですから、要項のほうは措置していただく。そして先ほど私が申し上げたようなことは、作っていく、今後造っていくことに関して検討を加える。根深く考えてもらうということで、答弁を求めます。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  高尾議員のご提言は重く受け止めて、今後できる限り公平公正が保たれるような施策の推進を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 一般質問の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。 再開は13時といたします。     休憩 午後12時03分-----------------------------------     再開 午後1時00分 ○議長(笠井雄一君)  引き続き、一般質問を再開します。 第6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  午前に引き続きまして、一般質問を続けたいと思います。 2点目の二次災害等、発生させない、防ぐための具体的行動策定についてお伺いします。 近年、地球温暖化の影響を受けてか、雨の降り方に変化が起こり、台風による特性も大きく変わり、私たちが従来想定していなかったことが全国各地で起きています。 一昨年、東日本中心に甚大な被害をもたらした台風19号は、記録的な豪雨により、各地で河川が氾濫し、多くの人々が犠牲になったほか、経済にも大きな打撃を与えたと報告されております。 さて、本町においても地震や風水害等に襲われたら、どのように行動するか事前に備え想像しておく必要があります。 本町も例年、総合防災訓練やハザードマップなどを通じて、訓練方法や危険個所について示されておりますが、平成28年5月に地域防災計画の概要が説明されました。 防災計画のすべてに触れませんが、二次災害を防ぐための具体的な事柄についてのみお伺いいたします。 本町が地震や風水害など、甚大な被害が発生した時の対応策について具体的に伺います。 前述したように、一昨年の台風19号は、伊豆半島沖から都心を含む関東地方を通過し、宮城県沖から海上に通過いたしました。 そのため国や県が管理している河川の決壊および越水は63カ所と報告されています。芦川の河川改修状況は昨年の定例会でも報告され理解しておりますが、とりわけ、印川、鳴沢川、あるいは山田川、さらには宮原川等の河川決壊・越水対策は、町としては県の一級河川に対してどのような具体策を求め、今後どのように進められていくのか答弁を求めます。 2つ目は、災害は忘れたころにやってくるは昔の語りです。想定していない大きな地震や風水害など発生した時、二次災害を防ぐため町民の安全・安心と復興を早期に実施する必要があります。 大量に発生する廃棄物の処理によって、復興・復旧の妨げになる廃棄物の処理、瓦礫などの撤去対策、つまり廃棄場所等の確保はどのように計画を立てているのか具体的に教えてください。 以上であります。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  二次災害等を発生させないための具体的行動策定についての1点目、県の一級河川印川・嗚沢川・山田川等の決壊・越水対策、一級河川への町としての対応についてでありますが、印川につきましては、天井川の安全性を向上させるため、町道市川大門黒沢線高田隧道上部から笛吹川合流までの480メートル間の浚渫・根継ぎ・底張りの河川改修工事を平成27年度から施工しており、令和3年度完成予定であります。 鳴沢川につきましては、本年度浚渫工事を完了し、令和3年度より河川改修の調査、測量を行い越水対策工事の検討に入ります。 山田川に関しましては、現在改修予定はありませんが、県で管理している12の一級河川につきましては、日常のパトロールの中で、修繕箇所等が確認された場合に対応していただいております。 町といたしましては、引き続き河川改修、浚渫等の必要箇所の要望を続け、山梨県に対し予算の確保および迅速な対応を強く要望してまいります。 2点目の災害廃棄物の廃棄場所等の確保計画についてでありますが、地震などの大規模な災害が発生すると、家や建物などが倒壊し、膨大な量の木くずや崩れたブロックなどの災害瓦礫が発生します。また、家の中でも、大量の壊れた家具や電化製品などの災害ごみも発生します。環境省では、このような非常災害により生じた廃棄物を災害廃棄物と定義しています。 これらの災害廃棄物は、対応が遅れると町民の健康や生活環境に重大な被害を生じさせる恐れがあり、町の復興に向けて円滑かつ迅速に処理しなければなりません。 災害廃棄物は、突発的に大量に発生します。一度に処理することが困難であるため、一時的に仮置き場に集積され、順次処理されることになります。その処理に長期間を要することから、二次災害や周辺地域における環境面での影響、災害時における他の土地利用のニーズなどを十分考慮する中で、仮置き場は選定されることになります。 本町における災害廃棄物の廃棄場所の確保については、市川三郷町地域防災計画および市川三郷町災害廃棄物処理基本計画により、町内17カ所の公有地を仮置き場候補地として選定しています。 災害発生時には、災害廃棄物の発生見込み量や仮置き場の必要面積を十分に勘案し、設置する仮置き場を決定してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  再質問をさせてください。 1つは、山梨県建設業協会は、いわゆる災害が起きたときには、広域業務に関する協定というのを結んでおりますが、市川三郷の建設業協会も災害が起きたときに、いわゆる早期復旧という立場で被害の拡大を防ぐという、そういう思いで早期復旧、そのために協定を結んでおられて、特に雪の降ったときなどは、即座に対応していただいていることがご案内のとおりでございますけれども、市川三郷の業者、市川三郷町内の業者の皆さんが今までと若干少なく、というのは建設業者も若干つぶれてというと失礼ですけど、閉鎖しているところもありますから、そういうところも考えると、今現在何社ですか、提携しているところは。分かれば教えていただきたいと思っています。 ○議長(笠井雄一君) 。 答弁を求めます。 土木整備課長、井上靖彦君。 ◎土木整備課長(井上靖彦君)  今、協会は協定を結んでいる業者ということでよろしいでしょうか。今、数字のほうが分かりませんので、すぐに調べて報告させていただきます。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 第6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  いずれにしても市川建設業協会は、峡南地方ですから、市川三郷と富士川、それから身延、この3者で協定を結んでいると思うんです、一般的には。そこで、協定を結んでいる建設業協会はここに置きますけど、一般廃棄物処理業者との災害時の発生があったときに、素早く廃棄物の処理が必要となってくるわけですけれども、つまり地震とか、特に地震がそうですけれど、瓦礫によって、例えばの話ですけれども消火栓が使えなくなる、倒壊してというふうなことが起きたりする場合があります。それで早期に対応するということであれば、もちろん建設業協会の皆さん方とも協力をしながら、提携しながらやっていただくということになると思うんですけれども、一般廃棄物業者との協定というのは、結んであるのか、まず最初にそこを伺います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生活環境課長、丹沢宏友君。 ◎生活環境課長(丹沢宏友君)  一般廃棄物処理業者との提携ですけど、今、提携を結ぶということで、準備を進めさせていただいているところでございます。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問がありますか。 第6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  結ぶということで準備をしているということの理解でよろしいでしょうか。 それは年度内、あるいは年度を越えてということになると思うんですけど、いずれにしても早急にぜひ協定を結んでいただきたいと思います。 町内には2業者かな、一般処理廃棄物の業者は、たぶん2業者です。町内が2業者、富士川町が3社で、協定を結んでいただいて、そして早い処理をお願いしたいというふうに思います。 次の質問に入ります。 ○議長(笠井雄一君)  今のは要望ということでいいですか。 ◆6番議員(高尾貫君)  要望でいいです。 ○議長(笠井雄一君)  続けてどうぞ。 ◆6番議員(高尾貫君)  2つ目の大きいのですけれども、1月11日に、これは祝日の月曜日か、災害発生時に起こりうる縦割り行政をなくすためということで、防災相の設置について、掲載をされました。 全国的に、県内でもそうですけど60%以上の自治体で、防災相は必要だというふうに言っているんですけれども、本町でもアンケートの中で防災相が設置が必要というふうに答えておるんですけれども、もちろん国の防災体制で十分可能に対してはあれですけれども、その問いに対してもどちらともいえない、分からないというふうに答えてはいるんですけれども、防災相の設置、アンケートのところで、必要だというふうに答えておりますから、そこは根拠をぜひお伺いさせていただきたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  防災課長、塩沢正也君。 ◎防災課長(塩沢正也君)  今の高尾議員のご質問ですが、調査内容は令和2年10月29日木曜日に共同通信社からの東日本大震災10年に関する自治体アンケートということで、全国にアンケートが送られました。 内容につきましては、職員の数、防災担当、女性の割合等の質問でございました。 議員の質問であります1点目ですが、防災相の創設については、必要であると答えた根拠につきましては、発災前の備え、発災後の対応について復旧、復興までが迅速にできるというで必要であると答えました。 次の2点目の現行の防災対策は十分かということですが、近年、本町における大規模な災害については対応しておりませんでしたから、どちらともいえないということでお答えしました。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 第6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  2点目は分かりました。ありがとうございます。 3点目の再質問ですけれども、先ほど、町長答弁の中でも、鳴沢川の上流の、いわゆる下流から上流までの土砂堆積を2年間にわたって取っていただいて、本当に19号のときには、私も現場を見に行ったんですけど、足元のそこまで川の水があとちょっとであふれるのではないかという状況がありましたから、役場に来たらすでにその方たちは避難をしておりましたから、ひとまず安心したんですけれども、大変川が奥は浅いようなんですけれども、瞬間的にそこに降った場合には、対応ができなくなるという心配が非常にあるわけですけれども、これは県の仕事ですから、土木のほうで、整備課のほうで、これは常に国土強靱化という、国でしっかり言ってくれていますから、それは言い続けていかなければいけないだろうと思います。 そこで私は、あそこに2つ皿があるんです。大門碑林側の右と左側に2本の鳴沢川に入ってくる沢があるんです。そこに堰堤を造る必要があるだろうという、これはたぶん第3区で、おそらく要望を区長のほうから町として県に申し入れているのではないかと思います。 それも状況がもしそうであればですけれど、状況を聞かせていただいて、できれば堰堤を作れるような作業を、ぜひお願いをするということを、3点目の質問で、これは要請みたいになりますけれども、ぜひ受け止めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  土木整備課長、井上靖彦君。 ◎土木整備課長(井上靖彦君)  先ほど町長のほうからの答弁もありましたけど、鳴沢川のほうを令和3年度、来年度から調査をいたしまして、あと測量をいたしまして、天井川ということで、その天井川にもいろいろ特徴があります。それで分析をして、把握をして、河川管理施設の補修の補強の実施ということで、令和3年度は分析調査を行って、適正な工事ができるよう、進めていくということを聞いております。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  すみません、長くなって。 もう1点、当時、去年の9月ですけれども、鳴沢川のいわゆる土砂堆積を除去していただくときに、峡南建設事務所、それから本町の建設課の井上課長も含めて、現地の視察をしたときに、川の一部に、そのときには9月ですから、あまりまだ雨が降っていない状態ですから、いわゆる土手下、そこに染み出ているところがあるというふうに聞いています。私が4区の区長のときに町に要望をした、残っているかどうか分かりませんけど、そういう状況です。 そこで、これは可能かどうか、私にはそんなあれはありませんけども、いわゆるその底への、底も含めて印川でやっているような3点張りというんですか、工法的にはよく分かりませんが、3カ所を狭い川ですけれども、底と両面をやって3点張りのような、そういう工法を使って、それをふさぐような作業も県のほうと調整をしていただいて、速やかに対応できればなということで、これはどんな状況になるのかも含めて、答弁を求めたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  土木整備課長、井上靖彦君。 ◎土木整備課長(井上靖彦君)  鳴沢川の改修につきましては、やはり漏水箇所、土手を超えて下のほうに水が出てしまう箇所も何点かありまして、そこの場所がどこかということを突き止めるのがなかなか難しいことになります。 それで、県のほうの担当課長とお話をする中で、来年度は分析と調査をして、工事的には3面張り、底をコンクリート打設をして、川幅が狭いですので、あまり根継ぎということもできないんですけど、コンクリートで覆うような方法を考えているということの話は伺っております。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  一般質問の途中ですが、通告された発言の制限時間が迫っています。 まとめをお願いいたします。 6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  ありがとうございます。 ぜひお願いしたいと思います。 もう1つ、要望みたいになってしまって申し訳ないんですけれども、併せてできれば可能な限り嵩上げ、可能な限りです。ここを水路が狭いですから、可能な限り嵩上げもできれば、できるところはきちんとしてほしいなということを付け加えさせていただきます。 ありがとうございました。 以上で終わります。 ○議長(笠井雄一君)  これをもって、第6番、高尾貫君の一般質問を終わります。 ここで、暫時休憩といたします。     休憩 午後1時22分-----------------------------------     再開 午後1時23分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 続いて、第3番、齋藤美佐さんの発言を許します。 3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  まず、3番、齋藤美佐です。 よろしくお願いいたします。 手話言語条例の町ですので、初めのあいさつのみ手話でさせていただきます。 それでは、質問させていただきます。 新型コロナウイルスワクチン接種体制について 新型コロナウイルスの感染拡大の猛威は私たちの生活を一変させました。誰もがこんな状況の世の中になるとは想像もしていなかったのではないでしょうか。 感染拡大から一年が経過し、さまざまな制約の中での生活は今後もしばらく続くことになりますが、町長を先頭に新型コロナウイルス感染症対策にご尽力いただいております職員の皆さま方に、心より感謝を申し上げます。 収束に向けてのカギを握る、安全で有効なワクチンの確保に向け、関係機関でも力を尽くしてくださっておりますが、接種体制は自治体が主体とのことで、かつてないプロジェクトとなり、町民の皆様の命と生活を守る観点からも関係する職員の皆さま方には、大変なご苦労をおかけいたしますことを、心より感謝申し上げますとともに、何としても成功させていただきたいとの思いでいっぱいでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 本当に大奮闘、激動の日々を送っておられることと思いますが、本当にありがとうございます。 期待と不安が混在する中、町民の皆さまも最大の関心事でありますので、新型コロナウイルスのワクチン接種体制についてお伺いいたします。 1.現在の準備体制と、計画、対象者は。 2.接種会場での予審時間の短縮に向けた人的体制の整備は。 3.接種後、休む場所が密にならない確保と、副反応の対応は。 4.ワクチン接種を促すための接種勧奨をどう進めていくか。 5.2回摂取が推奨されているが、間違いが起こらない体制整備は。 6.在宅で寝たきりの人などへの接種勧奨と、接種体制は。 7.接種についての相談窓口の設置は。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  齋藤美佐議員の一般質問にお答えします。 新型コロナウイルスのワクチン接種体制の1点目、現在の準備体制と計画、対象者についてでありますが、本町では、感染症対策を担当するいきいき健康課健康増進係に正規職員1名、会計年度任用職員2名を増員し、関係機関および関係部局と連携し接種体制の整備を進めております。 接種計画については、国で示す工程に沿って2月中旬に医療従事者から接種を開始し、4月下旬からは本町に住民登録のある65歳以上のご高齢者に対する接種を予定しております。令和4年3月31日までに接種対象となる65歳以上のご高齢者は6,138人であります。 以降は、国の指針に基づき基礎疾患を有する方975名、高齢者施設等に従事する方233名、16歳から64歳の方への順次接種対象を広げる予定となっております。 なお、65歳以上のご高齢者に対する接種券や予診票の送付は、3月中旬を予定しております。 2点目、接種会場での予診時間の短縮に向けた人的体制の整備についてでありますが、さまざまな予防接種や住民健診などでも共通することですが、医師の問診の際に、予診票の記載漏れを記載することが円滑な接種の妨げとなる大きな要因と考えております。 また、当日の検温などを含め、事前に予診票の確認を行う人員に専門職を配置するなど、医師の問診時間が短縮できるよう接種を行う医療従事者の皆さまのご意見をお聴きし、適正な人員の配置を行いたいと考えております。 3点目、接種後、休む場所が密にならない確保と、副反応の対応についてでありますが、国の指針で接種後の経過観察時間は、15分から30分と示されています。特に混雑が想定される集団接種においては、受付から接種場所、接種後の待機場所を含め、三密にならない十分なスペースを確保するよう会場設営を準備しております。 また、副反応につきましても、医療機関以外となる集団接種会場には、初期対応に必要となる資機材を備えるとともに、町内で個別接種を行っていただく医療機関も含め、重篤な副反応が発生した際は、迅速に搬送できるよう峡南医療センターと協議を進めております。 4点目、ワクチン接種を促すための接種勧奨についてでありますが、接種対象者には、個別に接種券・予診票の送付を行いますので、注意事項などと合わせ勧奨通知の送付を計画しております。また、国からもメディアを活用したPRが想定されますが、町でもホームページや広報・回覧などを利用し、関係課と連携しながら接種を勧めてまいります。 5点目の2回接種が推奨されているが、間違いが起こらない体制整備についてでありますが、接種者の台帳管理は、各市区町村が行うこととなっております。本町におきましても厚生労働省の指針に沿ってワクチンの供給から接種までを一元管理するV-SYSによりワクチンおよび接種者管理を行うこととしています。このシステムは、市区町村と接種する医療機関が同じシステムを利用いたしますので信用性の高いシステムであると考えております。 6点目の在宅で寝たきりの人などへの接種勧奨と接種体制についてでありますが、在宅で療養されている方には、訪問診療を行っている医師や訪問看護師や、町の保健師、ケアマネジャー等と連携しワクチン接種を奨励したいと考えております。特に在宅で寝たきりの方に対しては診療を行っている医師と連携を取り、接種が可能な方には訪問接種も含め検討してまいります。 7点目、接種についての相談窓口の設置、コールセンターのことについてでありますが、現在、いきいき健康課内に、3回線を増設しておりますが、接種券の発送に合わせ相談窓口を増員するとともに、回線の追加も検討しております。また、国や県においても専用の相談窓口を開設する旨の連絡をいただいておりますので、詳細が決まり次第、住民の皆さまへの周知を行ってまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ご答弁ありがとうございます。 ワクチンの管理体制について、詳しく教えていただけますでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  本町では、非常電源があります市川三郷病院を基本型施設として、超低温冷凍庫を配置し、配送されるワクチンをマイナス75度以下で管理することとしております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 老健施設とか、特養の入所施設の訪問看護師、また訪問介護士は接種、先行接種の対象になりますでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 いきいき健康課長、望月和仁君。
    ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  訪問看護師は医療従事者となりますので、先行接種の対象となります。 訪問介護士は、先行接種の対象とはなりません。 また、特養とか、高齢者施設を隣接している施設でデイサービスを併設しているような施設もありますが、こういう場合、両方に従事している方、看護師の方は高齢者と接するということで接種対象となりました。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  人的体制について、配置はどのようにしますか。 ○議長(笠井雄一君)  いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  集団接種のときの人員配置ということでよろしいでしょうか。 町で集団接種を考えています人員配置は、国の指針で示されておりますように予審をする医師1名、また接種を担当する医師または看護師1名、薬液を充填する看護師または薬剤士1名ということですので、本町では医師1名、看護師2名を1チームとしまして3チーム、またこのほかに保健師等の事務員を10名配置する計画としております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 密にならない確保も万全ということで、先ほどご答弁いただきましたが、副反応でアナフィラキシーが万が一起こった場合、搬送態勢ということで、先ほど峡南医療センターというお話もお聞きしましたが、そこでは手に負えないというか、もっと重篤になった場合の態勢は万全でしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  町長の答弁にもありましたが、2月10日に開催されました知事と市長村長との意見交換会の際にも、知事のほうから副反応に対する態勢整備を検討するというご回答がありましたので、もしこちらのほうで療養機関等が指定されればそちらのほうへ搬送するという態勢となると思います。 また、峡南医療センターとも引き続き受け入れ態勢につきましては、協議を重ねてまいりたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 新型コロナを収束させるには、具体的にワクチン接種実施により5割から6割の集団免疫を作っていかなければ効果が半減してしまうということで、接種勧奨が本当に重要だと思います。その上で、先日もニュースでしておりましたけれども、足の確保が本当に本町、高齢者さんも多いので、足の確保重要だと思います。接種会場までの送迎は、現在どこまで進んでいるのかお伺いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  現在、バス協会やタクシー協会など、いろいろな協会の方とご意見を伺う中で接種会場へ安全に送迎ができるよう、検討を重ねております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  足の確保を幅広く検討していく必要があると考えますけど、今の答弁の中でタクシーも検討に入っているということでいいんですよね。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  タクシーも含めてバス協会、タクシー協会などと協議をさせていただきまして、送迎の態勢を整備したいと考えております。 まだ決定とはなっておりません。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  その接種会場のことですけれども、さまざま支援策のことになります、割引券とか、商品券を出す自治体も出てきておりますけれども、既存の市川三郷町、今の時点では市川地区が中心かもしれませんが、あったかカードというポイント、たまるカードがあります。そのあったかカードを生かして、1回の接種で1千円分のあったかカード配布、2回目でまた1千円分とか、そういうようなことをして、接種勧奨をしていくお考えはありますか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  現在はワクチンの供給量が予測できないような状況で、65歳以上の高齢者の方に対しても最初は年齢を区切るなどの対応が必要な状況となっております。こういうような状況ですので、供給量が定まりまして、安定供給ができる状態となりましたら、検討させていただきたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ある程度安定してきた先はいかがでしょうか、商工観光課長にお聞きいたします。 ○議長(笠井雄一君)  商工観光課長、林茂一君。 ◎商工観光課長(林茂一君)  今現在まだ検討は進んでいないんですが、おっしゃるとおり、少しでもワクチン接種につながるよう、各関係課と連携して検討を進めていきたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 このワクチンだけに関わらず、住民健康診断に行ったらポイントが付くとか、あと健康づくり100歳体操とか行ったらポイントが付くとかというようなことをご検討いただきたいと思います。 幅広いLINEのことです。幅広い年齢層が見ている市川三郷町公式LINEも活用して、広く接種勧奨をしていただきたいと思いますけど、この点についてはいかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  また勧奨につきましても、いろいろな方法があると思いますので、議員のおっしゃることも含めて検討していきたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  よろしくお願いいたします。 間違いが起こらない体制整備として、本町がご答弁の中にありました厚労省のV-SYSを使うということで、接種記録システムということになると思うんですけど、誰がいつ何回目の接種を受けたのか、システムが構築されるのか、また特にこれから引っ越しシーズンに入ることから、住居地が変わってもワクチン接種で混乱が起きないよう、接種情報を正確に把握できるということでよろしいでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  議員のご指摘のように、本町も厚労省の推奨しますV-SYSを入れることとなっております。V-SYSは全国的に整備されますので、住所地が移っても本町で例えば住所があれば、別の町で接種しても分かるような体制となると思います。 また、V-SYSは接種をする医療機関と、また管理をする自治体が同じシステムを使いますので、そちらのほうの漏れもないと考えておりますので、そういう点はないかと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  在宅で寝たきりの人のことですけれども、先ほども訪問看護師さんとかが接種勧奨するというお話でした。その方については、訪問接種も含め、検討というふうにありましたけど、訪問接種していただけるんですか。していただけない場合は、どのようにして連れ出すのかお伺いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  今回、接種を行うワクチンにつきましては、何回も町長からもありますがファイザー製のワクチンとなっております。非常に管理が難しいマイナス75度以下で基本型施設で保管し、また移動した場合も6時間以内に接種するというようなこともありますので、また使いやすいワクチン等が出てきましたら、訪問接種等も検討できると思います。またそれも併せて検討していきたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  すみません。接種勧奨のところで、1つ落としました。接種勧奨について、ここにいらっしゃる皆さま方は、町の行政をつかさどる最大に影響力がある皆さまでございますので、積極的に進んで接種をして、接種した後にはこうだったよとか、ああだったよなどと、ご自身の周りの方に発信をしていただきたいと思います。 町長もいかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  進んで接種を受けたいと思っております。 ○議長(笠井雄一君)  第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 最後ですけど、接種についての窓口体制、相談窓口ですけど、現在はどのような体制になっているのかお聞かせください。 ○議長(笠井雄一君)  いきいき健康課長、望月和仁君。 ◎いきいき健康課長(望月和仁君)  相談ダイヤルですが、国では2月15日から、午前9時から12時まで、土日、祝祭日を含みまして、フリーダイヤルで政策のあり方等への意見、またお問い合わせを受け付けております。 県では、3月1日から8時半から20時30分まで、土日祭日なく専用回線にて市町村において対応できないワクチン接種の専門的な相談を受け付けております。 町でも県と同じように3月1日から8時半から17時15分までということで、平日のみになりますが、専用回線にて住民、医療機関からの問い合わせを受け付けております。 なお、町長の答弁にもありましたが、予約受付等の開始に併せ、また受け付け体制の増員、また相談ダイヤルの休日の開設、回線の増設等を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  言うまでもなくワクチン接種は、個人の健康を守り、感染の蔓延を防ぐことが目的であります。この点を町民の皆さまに接種勧奨していくことが大切だと思います。 この収束のカギを握るワクチン接種に対しまして、安心と希望を町内の隅々まで行き届くよう混乱なく接種できるような準備を重ねてお願い申し上げ、また職員の皆さまのご苦労に感謝を申し上げ、次の質問に移ります。 2つ目の質問です。 2050年カーボンニュートラルの取り組みについて、政府が方針を示している2050年、カーボンニュートラルは、国内の温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロにするというものです。 2050年まで生きていないからいいやではなく、子どもや孫たちにつながることを意識して、何ができるだろうと考えていく上でも、今回の表明は大きな意義があり、2050年と期限を切ることで目標達成に向けて進むこともできます。 激甚化する気象災害など、気候変動の影響の深刻化を背景に世界的に脱炭素社会実現に向けた取り組みが加速をし、世界でも120の国や地域でカーボンニュートラルを目指す中、日本でも200を超える自治体が二酸化炭素排出実質ゼロを宣言、本町でも昨年7月に表明していることは大いに評価をいたします。 そこで今後、どのような取り組みを実施していくのかお伺いいたします。また、二酸化炭素排出削減という観点からゴミの減量化について、収集方法を、分別している六郷モデルとして、市川、三珠地区を町として統一するお考えはありますか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  2050年カーボンニュートラルの取り組みの1点目、カーボンニュートラルの取り組みについてでありますが、カーボンニュートラルは、世界中で問題になっている地球温暖化の原因の1つ、二酸化炭素濃度の上昇を抑制していくことを目的とし、令和2年10月26日における菅首相の所信表明において国内の温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロとする方針を表明したことで注目が集まっています。 本町におきましては、令和2年7月28日、山梨県内市川三郷町を含む8市町にてゼロカーボンシティ宣言に賛同することを表明いたしました。また、先月の2月15日には、山梨県の呼びかけによりストップ温暖化やまなし会議の設立に賛同する中で、改めて県内全市町村にてゼロカーボンシティの共同宣言をさせていただきました。 町としての取り組みといたしましては、町公共施設におけるさらなる省エネの推進はもとより、町民の皆さまには、燃費のよい運転、自転車や公共交通機関の活用、マイバック、マイボトルの利用、家庭での節電やごみの削減・分別の徹底を、事業者の皆さまには省エネセミナーの開催を、未来を担う子どもたちには環境教育を推進してまいります。 まずは、町民の皆さまには、カーボンニュートラルの考え方にご賛同をいただき、日常生活の中から、自らが取り組むことができる地球温暖化対策を、今できることから実践していただくよう周知してまいります。 また、今回設立したストップ温暖化やまなし会議や、既に県にて取り組み始めている山梨クールチョイス県民運動とも情報等を共有する中で、これから町としても地球温暖化対策に積極的に取り組んでまいります。 2点目のごみの減量化の取り組みについて、六郷モデルのような考えはについてでありますが、ごみの減量化の取り組みについては、まずはごみを発生させない取り組みである食材の「食べ切り、使い切り、水切り」の3切り運動の実践が大切であると考えますが、リサイクルを推進し、資源ごみの量を増加させることにより可燃ごみを減少させる取り組みも、ごみの減量化には非常に有効であります。 本町における資源ごみの収集については、旧町時代からの収集体制により、市川地区および三珠地区がリサイクルステーションを活用した資源ごみの回収方法を採用し、六郷地区においては、古紙、ミックスペーパー、その他プラスチックは、地区の指定された収集場所に、それ以外のペットボトル、ビン類、金物類、瀬戸物、ガラス類は、可燃物を回収するごみ収集所にて回収しております。 六郷地区における資源回収方法については、峡南衛生組合構成町の積極的な取り組みにより、旧町時代より既に地区住民の中にしっかり定着しており、本町の中では、一歩先を進んでいる地域であると認識しております。 町といたしましては、令和13年度に新たに供用開始となる山梨西部広域環境組合へのごみの搬入を見据える中で、町の全地域において統一された資源ごみの回収を実現すべく、まずは六郷地区をモデルとし、他市町村の取り組みも研究する中で、できることから段階的に取り組んでまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ご答弁ありがとうございます。 まず、ゼロカーボンの取り組みについては、今、マイバックとか、さまざま町長にご答弁をいただきましたが、具体的な周知はどのようにしていきますか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生活環境課長、丹沢宏友君。 ◎生活環境課長(丹沢宏友君)  周知についてですけど、町民の皆さまに対してチラシ、それにリーフレット、広報誌、ホームページなど、さまざまな媒体を通じまして、考え方、カーボンニュートラルの考え方ですとか、取り組みについてご理解をいただきますよう、まずは周知していきたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 ご答弁の中に環境教育も取り組みの1つとして入っておりましたが、非常に大切なことだと思っております。私も1月に県の峡南林務環境事務所に伺った際に、カーボンニュートラルのお話をする中で、所長さんから教育環境のお話もお伺いいたしました。授業の中で環境教育を受けている中学生を対象として、不法投棄の現状や、ごみの分別で資源が再利用されることなどへの理解を促す廃棄物適正処理学習会という出前授業を職員が講師となって開催してくださっているそうですが、本町の中学校でもぜひ活用していただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  教育総務課長、望月利偉君。 ◎教育総務課長(望月利偉君)  環境教育は重要な学校教育の1つであり、すでに各学校で実施をしております。廃棄物適正処理学習会につきましても、地域の環境問題を学習するよい機会であると考えております。学校連絡会において、各学校長に直接周知をいたしました。今後も各学校で環境教育に取り組んでいきますように進めてまいります。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 ぜひよろしくお願いしたいと思います。 昨年の3月議会のときにマイクロプラスチックの質問の際、ご答弁をいただいた県の山梨エコティーチャーも小学校などにぜひ進めていただきたいと考えておりますけど、ご活用のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 教育総務課長、望月利偉君。 ◎教育総務課長(望月利偉君)  そのエコバックにつきましても、進めていきたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ぜひよろしくお願いしたいと思います。 環境教育は各家庭にも波及しますので、ぜひお願いしたいと思います。 脱炭素化に向けて、本町の公用車の買い替え時にガソリン車からEV車への変更のお考えはありますでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 財政課長、薬袋和幸君。 ◎財政課長(薬袋和幸君)  財政課で一括集中している公用車についてですが、そちらのほうは今後、EV車の導入に向けて検討していきたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 カーボンニュートラルは、ご答弁の中でも触れられていましたが、ストップ温暖化へ県として全国初となるゼロカーボン宣言をしました。冒頭も申し上げましたが、本町では7月にゼロカーボンシティを宣言しているわけですが、あまり町民の皆さまには周知がされていないということが残念だなというふうに思います。 ご答弁の中で町長がこの考えにご賛同いただきとの文言がありましたけれども、町民の皆さんへの意識啓発として、懸垂幕を掲げて、内外にアピールしてはいかがでしょうか。先日も、本庁舎に市川高校生を送り出す真心の垂れ幕を掲げていただき、大変好評で、本当に素晴らしい縦幕だなと思ったわけです。ゼロカーボンシティ宣言の町ということで、大きく掲げて未来のために自分には何ができるのだろうというような、心に響くメッセージを掲げて、意識啓発の懸垂幕を掲げていただきたいと思いますけど、町長、いかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  私が冒頭のあいさつでも触れましたけれども、地球温暖化、海水温が1度上がることによって気象災害、特に雨量が過去にないくらいの雨量で、河川が氾濫したり、災害が大きくなっている海抜ゼロメートル地帯も海水にというような、世界的な危機で2050年ゼロカーボンシティ宣言をということになって、世界的なこれは地球を守るという意味では、とても大事な事柄であるというふうに思っております。 懸垂幕につきましては、実現したいと思っております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 ぜひ懸垂幕の掲示をよろしくお願いいたします。 次に、ごみの減量化の取り組みについてですけど、食べ切り、水切り、使い切りとのご答弁がありました。私も家庭ごみを減らすために、食品ロスの観点からも食べ残しをしないこと、必ず水を切って捨てること、使い切ることなど、ずっと意識して実践をしておりますが、この周知はどのようにしていくのか、お伺いをいたします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生活環境課長、丹沢宏友君。 ◎生活環境課長(丹沢宏友君)  生ごみの約80%近くは水分だと言われていますので、やはり水切りというのはかなり大切なことと考えています。 やはり周知の方法といたしまして、今の時点、あまり十分ではないと、担当課でも思っていますけれども、町のホームページ、それにごみ出しのパンフレットをもう少し見直す中で、町民の皆さま方に周知をさせていただきたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  そのほかに質問はありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ぜひお願いいたします。 西部広域環境組合の供用開始まであと10年となりましたが、ご答弁の中で分別に対して、段階的にとの表現があったと思いますが、その段階的を具体的に教えていただければと思います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生活環境課長、丹沢宏友君。 ◎生活環境課長(丹沢宏友君)  山梨西部広域環境組合の関連市町が11市町ございますけど、その中で市川地区、三珠地区、六郷地区は峡南衛生組合ですので、市川地区、三珠地区につきましては中巨摩のほうにごみの処理をお願いしていますけれども、市川地区、三珠地区のみがその関連市町村の中でプラスチックごみの回収をまだ取り組んでおりません。ですので、まずはプラスチックごみの回収を何とか取り組んでいきたいと、そんなふうに考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 山梨西部広域環境組合のごみ処理施設整備基本構想(案)を、ホームページにて拝見をいたしましたところ、11市町の中で、市川三郷町が家庭ごみがダントツに多いことに驚きました。このことをどう分析しているのか、お聞きします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生活環境課長、丹沢宏友君。 ◎生活環境課長(丹沢宏友君)  今、議員さんのおっしゃられました、山梨西部の基本構想の中の数字のことだと思うんですけど、そちらにおける家庭ごみの1人当たりの年間の出す重さの比較がされています。実際厳しい話なんですけれども、本町が11市町の中で、一番重い量を出しているということで、とても残念なんですけれども、やはり担当課として、分析をさせていただくと、先ほども話しましたけれども、水切りの徹底がされていないということも一つだと思います。 もう一つは、家庭ごみと併せて事業系のごみもデータとして結果が出ているんですけれども、事業系のごみの量が非常に少ないという結果も出ておりますので、そのへんも分析をさせていただいて、これからの取り組みにつなげていきたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  今、課長がおっしゃった事業ごみのことを、今から言おうと思っていたんですけれど、家庭ごみが多い反面、事業ごみにおいては極端に少ないことがデータに出ています。家庭ごみの中に事業ごみが混在している可能性があるのではと思われますが、このことに対して本町としてどんな取り組みをしていくのかお伺いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生活環境課長、丹沢宏友君。 ◎生活環境課長(丹沢宏友君)  事業ごみにつきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律ということで、事業者自らが責任をもって適切にごみの処理をしなければならないというものがございます。 やはり家庭ごみと事業系のごみが混在していると持ち込む量もかなり変わってくると思いますので、これから処理に係る手引きですとか、そういったものを事業者の皆さまに配布させていただくような取り組みをしていきたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問がありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 町内のリサイクルステーションを回ってみますと、マナーの悪さが目立つところがあります。出し方が分からなくて、資源にならないものでも置いていく人も多く見受けられることも事実です。 そこでLINEを使って捨てたいものの名前を入力して、質問すると答えが返ってくる、チャット式のシステムというのがいいと思うんですけど、そういうようなお考えはありますか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生活環境課長、丹沢宏友君。 ◎生活環境課長(丹沢宏友君)  SNSの活用で、そういった周知をするというのはかなり効果があると思います。うちの担当部局以外にも、そういったSNSを活用して行っていきたいと取り組みもあると思いますので、そういったところとも協議をしながら、取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 ぜひSNSを使ったことをお願いしたいと思います。意識啓発のためにリサイクルステーションにラミネート加工した、例えば「海ごみをなくそう」などのステッカーを貼って周知を行うことを提案をいたしますが、いかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生活環境課長、丹沢宏友君。 ◎生活環境課長(丹沢宏友君)  近隣の市町村で、そういったことをやられているという話を耳にしておりますので、そこらへんも研究をさせていただいて、取り組んでいきたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  ありがとうございます。 分別が進んで、ごみの減量化が進むことを祈りつつ、次の質問に移ります。 3番目の質問ですけれども、防災力の向上について。 「災害は忘れた頃にやってくる」ではなく、「災害は忘れる間もなくやってくる」と先日の防災番組で言っておりましたが、防災意識の向上がさらに広がるように日々の生活の中で感じております。頻発化、激甚化する自然災害に備えるため、2点質問いたします。 災害時の避難所開設を迅速かつ円滑に行うために、防災訓練を行う中で、「最初になにをすればいいのか分からない」という人のために、開設までの手順が一目で分かるアクションカードや、必要な資機材をまとめて避難所に収納する「初動活動ボックス」の配備について伺います。 2.気候変動の影響の深刻化を背景に気象庁が委嘱する気象防災アドバイザーのような専門的な知識を持ち、地域の気象災害情報に詳しい人材の活用はいかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  防災力の向上についての1点目、避難所を開設する際の初動活動ボックスの配備についてでありますが、平成28年4月に策定された内閣府の指針避難所運営ガイドラインでは、避難所運営に関する業務を運営体制の確立、これは平時ですが、避難所の運営、発災後、ニーズヘの対応、避難所の解消の4項目に分類しています。本町においても平時における運営体制の確立に取り組んでおります。その中で、避難所開設、運営のためのマニュアル策定および避難所開設用備品の準備を行うとともに、避難所開設班による訓練を実施している状況であります。 今後も引き続き、避難所開設運営訓練および総合防災訓練等を通して継続的に体制整備を進め、さらなる防災力の向上に努めてまいります。 2点目の気象防災アドバイザーの活用についてでありますが、近年、過去に経験がないような局部的なゲリラ豪雨や激甚化する自然災害が各地で頻'発しております。集中豪雨・雷・竜巻などは積乱雲や線状降水帯などが発生源になることなど、気象変動の影響として言われております。今後、変化する気象災害情報を見極める上で、災害対応の最前線に立つ職員のサポートとして、気象防災アドバイザーの活用は非常に有効であると考えておりますので、今後も引き続き国、県、各自治体の状況など情報収集に努めてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  どうもありがとうございます。 平時の運営体制の確立は重要だと思います。ご答弁いただきました4項目で分類される中での平時においての運営体制の確立に着目をし、運営マニュアル案を策定、活動ボックスに当たる開設用品の配備、またさまざまな角度からの対応をしていただいていると理解をいたしましたが、現在のところはどのような訓練などを実施しているかお分かりになる範囲でお答えください。また、本町でもこの発災後の混乱時に誰が来ても避難所開設をスムーズに行えるよう、1つのボックスになっていて、安心して開設作業を進められるような体制はございますでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 防災課長、塩沢正也君。
    ◎防災課長(塩沢正也君)  齋藤議員のご質問でございますが、現在、訓練につきましては、昨年8月30日に実施を行いました町の総合防災訓練の項目の中の1項でございます。場所につきましてはJAみらい市川三郷事務所において、避難所の開設運営の訓練を行いました。その際に使った用品でございますが、アクションガイドと言われます手順表、初動のキットであります内容につきましては、受付簿、避難情報表、受付看板、筆記用具、危険テープ、またコロナ感染症に対する備品などを用意していまして、訓練したところでございます。 配備されているキッドにつきましては、一昨年避難していただきました本町の防災の拠点の避難所となります三珠地区に2カ所、市川地区に2カ所、六郷地区に1カ所の5カ所分の初動ボックスキッドが配備してある状況でございます。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  初動ボックス体制整えていただいてあるということで、ありがとうございます。 水害などはタイムラインを活用した、事前対応ができ、また対策本部においてのサポートもなされると考えられますが、いつ発生するか分からない地震などの災害時は、各地区においての自主避難所開設と考えられますので、今後は各区、組の皆さまへの運営マニュアル初動活動ボックスを活用した避難所開設運営訓練の実施をお願いしたいと思います。 最後になりますけど、本町の防災対策に関しましては、ほかの市町から防災士等の会合に行きましても、本町の防災力はほかの市町からも注目されております。この場をお借りいたしまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。 今後も、町民の命を守る防災力強化にご尽力を賜りたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(笠井雄一君)  これをもって、第3番、齋藤美佐さんの一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。 再開は14時30分とします。     休憩 午後2時19分-----------------------------------     再開 午後2時30分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 先ほど、第6番、高尾貫君の質問に対して、土木整備課の課長より答弁を行います。 土木整備課長、井上靖彦君。 ◎土木整備課長(井上靖彦君)  先ほどの高尾議員からの質問の中で、災害協定を結んでいる本町の業者の数ですけれども、全部で18社、あと除雪の契約をしている業者は、水道の業者等も合わせまして、全部で28社でございます。 以上であります。 ○議長(笠井雄一君)  続いて、第14番、一瀬正君の発言を許します。 14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  これより一般質問を行います。 最初に、市川三郷病院の改築計画をはじめ、診療科目、診療体制など、町民からの心配の声が寄せられています。市川三郷病院のより充実を願うものです。 どのような方針で進められているのか伺いたく質問します。 市川三郷病院は、市川大門町立病院として、今から約50年前に小林豊町長によって建設された病院です。老朽化が進む中で改築が計画され、隣接地の買収も行われましたが、鰍沢病院との統合、そして新型コロナウイルス問題等、いろいろある中で、改築はできずに今日に至っています。 病院統合によって、改築費用のねん出は市川三郷町だけの問題ではなく、富士川町にとっても重要問題です。私も、市川三郷病院の患者の一人ですが、患者さんの多くが高齢者で、町外の人も多く、顔見知りの方も少ないのです。市川大門駅の近くなので、身延線を利用している患者さんも多いと思います。 私は、医師確保問題や、診療科の減少問題などを取り上げて、鰍沢病院との統合には反対しました。また、大量な水が必要な人工透析を富士川病院へ移す計画にも反対し、市川三郷病院に泌尿器科を残すことができました。国の施策である公立病院の統合は決して患者のためでなく、医療費削減にあります。 そういう中で、市川三郷病院の改築問題をはじめ、診療科、診療体制の充実のための取り組みは、町長にとって重要な課題だと考えます。 特に病院の改築は莫大な建設費の捻出の必要性だけでなく、診療科問題も大きく関わります。幸い、山梨大学の島田学長先生は、市川三郷病院に深くかかわってくださった先生です。島田先生のお力も期待できます。久保町長が残す任期中に、市川三郷病院の改築のための建設基金の積み立てが必要です。新しい病院が患者さんたちに喜ばれる診療科、診療体制の充実のための動きを、今、つくり出す時と考えます。 町長の見解と方針をお尋ねします。 お答えください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  一瀬正議員の一般質問にお答えします。 市川三郷病院の改築計画等どのような方針で進められているかについてでありますが、市川三郷・富士川病院の改築・改修等については、峡南医療センター企業団において計画が策定され、また、改修・改築に係る予算についても、企業団議会において議論されるものと理解しております。 本町におきましても、市川三郷病院の改築と診療体制の充実は、大変重要であると認識しております。 引き続き、本町選出の峡南医療センター企業団議会議員の皆さまと、情報を共有しながら、限りなく早期に実現できるよう努めてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  早期に実現とのことですが、久保町長は平成29年、3年前の町長選挙の公約に幸せに暮らせるまちづくりを掲げ、選挙公報には子育て支援の充実、教育環境の整備、健康長寿で安全・安心なまちづくり、まちの活性化を目指す財政の健全化を図ると書いてありました。その中で、町民が町長に期待したのは、市川三郷病院の建て替え、他の候補になかった公約です。市川三郷病院の建て替えを公約に掲げた久保町長に町民は期待し、託したものと考えます。 私は、町の検診で引っかかり、胃のX線検査を受けることになりましたが、市川三郷病院では検査できないということで、富士川病院へ行くように言われました。富士川病院へ予約手続きにこれから行くわけですが、改めてまた検査に行く、車の運転ができる私には負担が少ないのですが、車で行けない高齢者の患者さんにとって、交通の便が良い市川三郷病院の建て替えや、診療体制の充実の重要なことを、改めて理解できました。 峡南地域だけでなく、周辺地域の医療を守るためには、市川三郷病院の建て替えと、診療体制の充実は重要課題です。平成27年12月議会での市川三郷病院の建て替えに関わる質問に対して、久保町長は次のように答弁されています。 建て替えることを企業団議会と町は共通認識というか、重要課題としておりますので、実現に向け計画どおり進めてまいりたいと思っています。 先ほども述べましたが、改築には莫大な建設費が必要となります。計画づくりとともに富士川町の合意のもとに建て替え事業のための基金の積み立てが緊急に必要です。久保町長の今期残す任期は1年を割りました。市川三郷病院の改築計画および診療科の充実について、町長の気持ちをお聞かせください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  先ほど答弁いたしましたように、限りなく早期に実現できるように取り組んでまいります。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  町長、任期があと1年を割りました。そういう中で、先ほど答弁の中で企業団議会ともというお話ですが、峡南医療センター設立については、町長はそのお一人であるわけです。重要な役職を持たれている人です。そういうことで、峡南地域はじめ、周辺の住民、特に高齢者や、幼児医療を守るためには市川三郷病院の診療科の充実は大切なことです。そのための差し迫った課題としての新型コロナウイルス感染症対策や、災害時など、緊急事態に対応できる医療体制の充実した市川三郷病院にしなくてはなりません。市川三郷病院は峡南地域をはじめ、周辺住民にとって交通の便も良い中で、重要な役割を果たしてきた病院です。市川三郷病院を、この前の計画を聞いたときは縮小するということであったように思います。縮小するのではなくて、病床数、および診療科等の充実を図ることが非常に重要と、私は考えます。 そのためには、町のトップである町長が頑張って関係機関、関係者に働きかけることではないでしょうか。 残す任期、残任期間はあと半年余りです。ここでぜひ町長はご尽力いただきたいと思いますが、その決意を具体的に教えてください。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  基本的には市川三郷町立病院ではないんですね。企業団の病院でありますから、企業団議会、あるいは構成町であります隣町とも、そのことは理解を深めていただくことが必要であるというように考えております。私が出席するのは、設置者である2町の町長と企業長が出席する開設者会議だけでございまして、その席ではそういう指摘もし、理解もいただいているところですが、峡南医療センター企業団としては、黒字経営になりつつあった矢先に新型コロナウイルス感染症で収入減になった。非常にタイミングの悪い状況で、病院経営が苦しい状況であります。振り返ってみますと、平成16年に、私が平成15年に町長にならせていただいたときに、前任町長から引き継いだときに、やっと町立病院が黒字になって、基金の積み立てができるという矢先に臨床研修医制度が出て、国の政策で研修医の引き上げがあって、赤字に、要するに常勤医師の引き上げ等がありまして、病院経営が苦しくなって赤字になったと。今回も黒字経営になった矢先に新型コロナウイルス感染症で経営が困難であるという、こういう状況の中ですから、思いは、強い思いはあるんですが、状況がそういう状況でありますけれども、先ほどご答弁申し上げましたように、できる限り早期に実現できるように、精一杯取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  コロナ禍のもとで、非常に財政的に大変だと思います。それは市川だけでなくて、富士川町にとっても大変な時期であります。しかし、ここで改築のための基金の積み立てをスタートさせるということが、それは市川三郷病院を建て替えるんだという出発点になるわけです。ぜひそういう意味では大変なことは百も承知ですが、今、本当に市川三郷病院というのは、場所がいいんですよね。大門駅からすぐということもあったりして、市川三郷町民だけでなくて、本当に峡南地域の人たち、先ほどもはじめの質問で、私言いましたけど、行っても知らない人が多いんです。ということは、周辺の人たち、町内の人だったら大体分かるんですが、周辺の患者さんも非常に多い、それも高齢者が多い病院なんですね。そういう意味では、ここでスタートさせていかないと、コロナが収束するのはいつか見えない中で、しかし、改築するスタートが切れたんだというのは、やはり基金の積み立てだと、私は思います。 ぜひご尽力をいただきたいことをお願いしておきます。 それでは、2番目の質問に移ります。 安心できる介護保障のために利用抑制をやめ、職員処遇改善のために一番身近な行政である町の支援策について質問します。 昨年の9月議会で、令和元年度の介護保険特別会計決算に対する反対討論でも指摘しましたが、介護保険制度が施行されて20年になりますが、介護保険制度はますます改悪され、介護を受ける人、介護サービスを提供する人たちに、一層困難な状況を作り出しています。 介護現場で働く人たちは時間に追われる入浴や食事の介助、ナースコール対応で走り回り、急変や看取り対応も求められて、高齢者とゆっくり関われず、ヘトヘト状態で働くことを余儀なくされています。 それでも高齢者や家族の笑顔を見ると、頑張ろうという気持ちが湧いてくるそうです。生きがいとやりがいを感じつつも、理想と現実のギャップに苦しんでいるそうです。 介護を必要とする人たちの状況は、もっとサービスを利用すれば状態は改善するのに、金銭的な問題で最小限のサービスしか利用できない人、共倒れ寸前の老老介護など、さまざまな事態を私も見てきました。介護保険の利用料は、原則1割ですが、所得によっては2割、3割負担になります。そして、介護保険施設を利用する際の食費、居住費は減額措置の対象にはなりません。そのため、重い費用負担に苦しむ人も多く、いつまで続けられるか不安だと話してくれました。 介護保険制度の改悪は介護を受ける人、介護サービスを提供する人たちにも、重たくのしかかってきています。国民の命と暮らしを守るために使うべき税金が、軍事費や大企業支援に使われているという国の政治のあり方が、間違っているのですが、町民の苦しみを救うための町の施策の展開が必要です。そのためには、一般財源を投入して保険料の引き下げや、減免対象の拡充をすること、また階層を細分化し、累進性を強めることが必要と考えます。 また、介護職員の処遇改善のための町の支援も大事なことです。人員配置基準を手厚くし、肉体的にも、精神的にもゆとりある職場にしなくては、働き続けることはできないと思います。 介護報酬を減らし続け、利用者負担を増大させ、処遇改善を怠り、現場を疲弊させてきたこれまでの政治のあり方が痛切に問われています。国民のもっとも身近な政治が安心できる介護保障のために利用抑制をやめ、職員が処遇改善を図る支援策が必要と考えます。町長の見解と方針をお伺いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  安心できる介護保障のために利用抑制をやめ、職員処遇改善を図る町の支援策についてでありますが、町に介護の相談があったときは、地域包括支援センターを中心に、対象となる方の状態や生活、経済状況を確認するなど、丁寧な相談業務を行い、必要な方には、介護申請後の認定結果により適切な介護サービスをお受けいただいております。また、町や社会福祉協議会の高齢者福祉サービスや、NPO法人や民間サービスなどの紹介も行い、担当ケアマネジャーと連携を図りながら、在宅支援を行っております。併せて、適切なサービスを受けていただくために、ケアプラン点検などの適正化事業も実施しております。 介護職員の処遇改善ですが、町や県単位では、解決できない課題も多く、確保策と併せ、国が重点施策を展開しており、令和3年度の介護報酬改定に関する審議会では、介護人材の確保・介護現場の革新を掲げています。 また、町においても、地域密着型事業所や居宅介護支援事業所等に対し、集団指導や個別実地指導を行っており、処遇改善を含めた介護保険関連法の改正についての周知とともに、人材確保や処遇に関しての情報収集を行い、必要時、県へ相談し、確保策については、近隣町と検討を進めております。 今後も、住み慣れた地域でいきいきと自分らしく暮らせる、人にやさしいまちづくりを目指して、令和3年から5年を計画期間とした、第8期介護保険事業計画・高齢者福祉計画を推進してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  12月議会の一般質問で介護保険制度の改悪が続く中で町民を守るきめ細かい町独自の施策を求めて質問いたしましたが、2月24日に開かれた議員全員協議会で、市川三郷町第8期介護保険事業計画、高齢者福祉計画の概要版をいただきました。第8期計画は、令和3年から5年までの3カ年計画です。被保険者の見込み数は1万6,943人です。6~7ページに介護サービスを受ける見込み数値が示されています。 1として、居宅介護を受ける人は122人で、月に2,477.1回。 2.訪問介護は94人で月536.7人。 3.デイサービスは145人で月1,877.9回。 4.通所リハビリテーションが105人で月1,058.2回。 5.ショートステイが88人で1,333.4回と在宅介護の見込み数値が示されています。 資料の8ページには介護保険料について書いてありました。 9段階に分かれた保険料の基準第5段階は、月額6,300円で据え置く予定とのことで安心しましたが、第9期の値上げが予定されており心配です。 また、社協だよりの2月26日号には、困りごと手伝い隊の活動も紹介されていました。私の近所の高齢の方の家では、別居している息子さんたちが泊まったり、通院の手伝いなど、懸命に親助けをしておられる姿を見て感動しました。厳しい勤務の子どもたちが高齢の親の面倒を見ることは非常に困難な時代です。 特別養護老人ホームをはじめ、介護老人施設への入所はお金の問題だけでなく、ますます困難になると考えられます。在宅介護が増加する中で、介護を受ける人だけでなく、介護サービスを提供する団体や、職員へのきめ細かい行政の支援が必要だと思います。 そういう中で、ぜひ町長にご尽力をいただきたいと思いますが、町長の見解と方針について、今一度教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  第7期、この3月年度末で第7期が終わり、4月1日から第8期になるんですが、第6期終了時点では基金がほとんどありませんでしたが、第7期で約1億くらい基金を持つことができました。そのうち約2千万円くらいを第8期に入れて保険料標準額を据え置きにさせていただきました。約8千万円ほどの基金があります。その基金は第9期の介護保険料値上げを抑制するために、使うために残しておいたという政策であります。 介護保険料をできるだけ抑えられるように、これからもしっかり取り組んでいきたいと思っておりますし、町民の皆さまが健康で長生きしていただくための施策を展開してまいりたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問がありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  質問を書いた後、いろいろな資料をいただきまして、よく読ましてもらいました。 これから施設は増えることがそんなにないだろうし、今、施設を持っておられる方たちも経営が非常に大変だと思います。勤めておられる方はなおさら大変な状況に置かれていると思います。行政がやっぱりそれを知り、援助していくことと、在宅介護が非常に増えてくることが考えられます。子どもたちも少なくなっているし、子どもたちの生活自体も非常に困難です。 今日も昼ご飯を食べながら、息子から生活の相談がありました。いろいろと大変な様子が分かります。孫が高校へ行くには、大変なお金が必要だという話がありました。私たちが行ったときとは全然違う額であったし、そういうような中で親の介護をしていくということ、非常に大変だと思います。ぜひ、そういう意味では、きめ細かい行政としての援助策が必要になってくると思います。町長自身お分かりになっていると思いますので、ぜひそのへんの具体的な援助施策を考えていただきたいということをお願いしたいと思います。 それでは、3番目の質問に移ります。 災害指定区域にある保育所の災害時の町としての対応策は、具体的にはどのようにされるのか伺いたく質問します。 1月25日付の山日新聞1面のトップに、災害区域の保育所52%、県内洪水、浸水や土砂崩落の恐れ、施設移転の市町村なしという見出しで掲載されていました。この記事によると、市川三郷町の場合、7保育所中の4保育所が浸水区域や土砂災害警戒区域内に建設されているとの報道でした。 市川富士見保育所については、用地取得する時点で反対意見を述べました。災害時の安全な対策についても、一般質問をしてきたところです。 この記事を読んで、7保育所中、4保育所が災害区域内にあり、洪水浸水や土砂崩落の恐れがある場所に建設されていることを知り、議員の責任を感じ質問をすることにしました。 次の点についてお答えください。 第1に、山日新聞に掲載されている危険な場所に建設されているという4つの保育施設はどことどこか教えてください。 第2に、町内の保育施設は災害に対応できる建築物対策は万全に行われているのか教えてください。 第3に、洪水浸水や土砂崩落の要因は豪雨によるものですが、保育施設の緊急時対応の方針はどのように決めているのか教えてください。 第4に、保護者への連絡の方法と、子どもの引き渡しの方法はどのようにするのか教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  災害指定区域にある災害時における保育所の対策についての1点目、災害指定区域内の保育施設についてでありますが、町立保育所が、市川富士見保育所、市川南保育所の2施設、私立保育所が3施設で合計5施設であります。 2点目の、災害に対応できる建築物対策についてでありますが、町立保育所4施設中、災害指定区域内にある2施設のうち市川富士見保育所は、鉄筋コンクリート造2階建てとなっており、水害にも強い施設となっております。市川南保育所につきましては、昭和54年の建築物で当時の基準としては問題ありませんが、平成19年3月19日に山梨県土砂災害警戒区域の指定となったことにより大規模災害については不適合となっています。 なお、三珠保育所、大塚保育所の2施設は、災害指定区域外にあります。 3点目の、保育施設の緊急対応の方針についてでありますが、災害はいつ発生するか分かりません。大事なお子さまを預かる保育所にとって、普段からあらゆる災害に備えておくことは非常に重要であります。 保育所が災害に備えるために、国および県の指導に基づき、災害時対応マニュアルを作成し、定期的な訓練を実施しております。 4点目、保護者への連絡方法と引き渡しの方法についてでありますが、連絡方法は、一斉メールの配信、緊急連絡網での電話連絡を行います。園児の引き渡しにつきましては、大規模地震、火災、大雨警報発令等の想定をし、保護者との連携や地域および関係機関との協力体制を構築しながら訓練を実施しております。また、各保育所において毎月1回以上、園児と保育士による避難訓練も実施しております。 今後も、国、県、関係機関等からの迅速な情報収集に努め、必要に応じて休園等の判断を行ってまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  少ない職員で多くの幼子を見守らなくてはならないのが保育所であるわけです。地震、豪雨、暴風など、天災に強い施設でなくてはなりません。 保育所は窓が多く、壁が少ない建物が多いと思います。そのために、天災に強い建物かどうかの厳しいチェックが必要と同時に、先ほど答弁にありました市川南保育所、古くて危険な建物であるということが当局でも分かっているわけですが、この保育所の建て替えを含めて、保護者をはじめ、地域の人々との協議を始めていく必要があるんではないでしょうか。 危険と考えられる保育所の安全策について対応していかなくては、急に町が一方的に建設をここにしますというのではなく、地域の今の保護者や、それから地域の人たち、地域にとって保育所というのは非常に重要なものだと、私は考えます。それだけに、地域の人たち、それから保護者とも危険な施設については、また老朽化している施設についてもそうだと思いますが、話し合いをし、次の方向、新しい保育所はどこへ造ったらいいのか、どうしたら子どもたちの安全な保育ができる場所になるのかというようなことが、協議を住民としていくことが重要だろうと思いますが、そのへんについての見解を教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  今回、ハザードマップにつきましては、例えば本町の場合、旧三珠地区、旧市川大門地区は芦川の右岸が破堤したときには三珠地区、左岸が破堤した場合には、あるいは越水した場合には市川大門本町地区、それから笛吹川の左岸が破堤した場合には、本町の高田の一部ですね、お寺があるとか、椚田地区とか、それからもう少し市川寄りの部分ですね、破堤した場合です。過去江戸時代からずっと歴史を調べても、笛吹川の左岸が破堤したという記録はありません。破堤したときの仮定のハザードマップです。 本町の場合、被害が大きいのはバックウォーター、高田排水機場のところの排水路を富士川の水位が上がることによってバックウォーターのことがありますから水門を止めて、その間、たまる一方になりますから、強制的に排水する。これが調べてみますと1967年、昭和42年に県営の湛水防除事業としてあそこに旧の排水機場が設置されました。毎秒1.7トン×日で3.4トン毎秒だと思ったんですが、それ以前に高田のあるお寺さんの山門のところについた湖になった写真があるのは、排水機場が出る前の話です。高田排水機場が出て、今回、2017年、平成29年10月に完成しましたが、ちょうど50年です。この間、キャパがかなり落ちまして、実際3.4トンが4割か5割減くらいまで能力が落ちていてということで、今回、新しくしたわけですが、それまで旧排水機のときには灌水して、稲が収穫できなかったということが数回ありましたけど、新しい排水機場になってから、そういうことがなくなっております。 ただ、国土交通省河川国道事務所長とホットラインがありますから、それを超える雨量の場合には、移動式排水車を派遣してもらって、それも含めて排水をして、稲が助かるような状況をつくっているということも事実です。 ですから、ハザードマップというのは、あの周辺には200人以上の方が、住民がすでに生活をしておられるんです。ですからそういう住民の皆さまの命も、町民の命を守るという点では、まったく同じでございますので、国土強靱化のためには、芦川護岸を2013年度ですから平成25年度から2024年度、令和6年度までの12年間事業でやっていただいています。 そして、JR身延線橋から川浦橋まで、そのあと、約1千メートルもやっていただく計画になっております。 笛吹川も、一瀬議員ご存じのように、今、かなり手を入れていただいています。ともかく強靱化して、破堤しないということが園児も大事ですけど、そこに以前からお住みになっている方々の命も大事ですから、破堤させないということが第一です。ただ、内水被害については、なかなか止められないので、そこを懸命に今、手当をして、排水機場が新しくなったということでございます。これも国庫補助約2分の1いただきながら、合併特例債と併せて、一般財源を極力少なくして、完成をしたということでございます。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  子どもたちがいる施設だけに、気を付けていただきたいということです。私も町の中を歩きますから、よく分かっております。町長が今、お話になった中身、よく理解をしています。ただ、市川南保育所が町長ご存じだと思いますが、そのへんではきっと地域の人たちと、これから次はどうしたらいいのかというお話合いをしていくことが大事だろうなと思います。 ぜひそのようなご尽力をいただきたいことをお願いします。 それでは、4番目の質問に移ります。 終息が見えないコロナ禍の中で、町民の生活を支援する第3弾の町独自の支援が必要と考えますが、町長の見解と方針を伺いたく質問します。 コロナ禍のもとでの町民支援策として、町民1人当たり1万円の商品券が配布されました。市川三郷町に居住している住民や商店にとっては、この2度の商品券発行は大きな生活支援となりました。 しかし、商店が少ない地域の人からはお金を支給してほしいという声も寄せられています。終息が見えないコロナ禍のもとで、町独自の第3弾の支援を求め、この質問をすることにしました。 商品券の使いやすさは、地域にとっては非常に異なると思います。商店では、商品券の換金請求を商工会に、毎週水曜日にしてきました。その換金状況をチェックすれば、町民の活用状況も把握できると思います。 市川三郷町としては、住民の生活支援、焦点の経営支援のために第3弾としての商品券の配布を求めるものですが、町長の方針をまずお尋ねします。 2番目に、地域に商店がなくて、商品券の活用が困難な地域には、地域住民の要望を聞いて、他の生活支援策か、商品券を活用できやすくするための改善策を工夫することが必要と思います。 終息が見えないコロナ禍の中で、町民の生活を支援する第3弾の町独自の支援を求めるものですが、町長の見解と方針をお伺いします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  コロナ禍における第3弾の町独自の支援策についてでありますが、これまで2回実施いたしました商品券事業についての実績ですが、第1次の換金率は98.4%、第2次では98.1%と多くの方が利用していただき、町民の皆さまおよび町内業者の支援に繋がったと考えております。少数ではありますが、使用できる店が少ないという意見もあったことも承知しております。 今後の取り組みにつきましては、これまでに実施してきた商品券事業の経験を基に、コロナ禍における町内の状況を見極め、町民の皆さまにとって有効で、今後を見据えた中でもより効率的な事業の推進が図られるよう、第3弾の支援策についても検討してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問がありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  新型コロナウイルスの感染症が発生して1年になろうとしています。コロナ感染拡大のもとで、飲食店だけでなく、自営業者はこれまで経験したことのない困難な影響状況が続いています。 国による営業持続化給付金も支給されておりますが、営業を継続していくには非常に困難なん状況が続いています。 山梨県は無尽会が盛んな県で、一人ひとりがいくつもの無尽会に加入し、県内の飲食店のほとんどのお店が何組もの無尽会の料理を提供することで、経営が成り立っていました。特におしゃべりしたい人たちや、若い人たちはそのお店で終わりではなく、スナックやバーで2次会というのが楽しみでした。特に市川大門は、特別でした。 しかし、昨年の3月からコロナ感染予防のために、多くの無尽会が自主的に休むようになりました。飲食店でも仮店舗で営業している方たちは、高い家賃の場所での営業だけに、家賃の支払いも困難です。市川三郷町でも閉店したお店が出てきています。早くコロナが終息することを願うものですが、第2弾、第3弾の国による持続化給付金の支給を求めるものです。 市川三郷町による2回にわたる町民1人1万円の商品券発行は、町民の生活支援だけでなく、商業者にとっても大きな営業支援となりました。第3弾の、今、町長の答弁にありましたが、検討をなさっているようですが、ぜひとも商品券発行を求めるものです。いかがでございましょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 商工観光課長、林茂一君。 ◎商工観光課長(林茂一君)  先ほどの町長の答弁にもありましたが、これまで商品券の発行ということで、第1次、第2次をやってきました。その中で商品券事業の経験をもとにメリット、デメリットがいろいろとありましたので、そのへんも議員の質問の中にも商品券としても改善をしなければいけないところがいくつかあると指摘がありましたので、これから考えながら、どんな事業が有効的なのか、検討していきたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  地場産業である花火産業への支援も評価するわけですが、約1年になるコロナ禍のもとで、花火についても募金箱を置いてあって、その募金によって花火を上げたり、いろいろな工夫で地場産業を助けている、その様子はよく分ります。 自営業者のほとんどが、持続化給付金を受け取ったと考えますが、町当局としては、町内の企業、自営業者のコロナ禍による営業状況を把握しているのか、そのへんについて教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 商工観光課長、林茂一君。 ◎商工観光課長(林茂一君)  細かな個人個人の事業者の内容までは把握しておりませんが、商工会との打ち合わせとか、商工観光課を通して県に上げる給付金や補助金などの状況を見ながら、相当厳しい状況だなということは感じております。 ○議長(笠井雄一君)  一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  私がこの質問をすることになって、知っている人から質問なんです。持続化給付金を支給するに当たっては、支給資格があるかどうか、申請するために前年度との売上高、それから今年度がどう落ち込んでいるか、それを申請するわけで、行政としたらそれを入手することは大切なことだと思うんです。本当に自営業者自体が苦しんでいるので、どういうような支援、商品券は大きな役割を果たしただけに、行政としてやっぱりそのへんの把握をしてほしいという要望が、私が質問を、私、そこまで考えなかったんですが、市川三郷町の業者たちがどういうふうな収入減に落ち込んでいるのかという実態も行政に把握してほしいという、そういう要請がありましたので、質問に付け加えさせてもらったところです。ぜひそのへんではご研究をなさっていただきたいと思います。そして支援策を考えていただきたいと思います。 次に、5番目の質問に移ります。 神明の花火PRとともに地場産業支援のために花火資料館のところに水道タンクと同じように花火の絵を描くことを提案し、町長の見解を伺いたく質問します。 青洲橋のすぐ近くにある水道タンクに花火の絵が描かれました。道路に面して描かれていて車で、走ってくる人には花火の絵が見にくいかなと思いました。そんな時、町民の方から花火公園の花火資料館のところに花火の絵を描いてはどうかというご意見をいただきました。コロナ禍で財政的にも大変な時でもあり、神明の花火大会の開催も危ぶまれているときですので、すぐに実施してほしいというのではありませんが、良いアイデアだと思い、提言することにしました。 神明の花火大会PRとともに、地場産業支援のために花火資料館のところに水道タンクと同じように花火の絵を描くことを提言するものですが、町長の見解をお尋ねします。お答えください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  花火資料館のところに花火の絵をについてでありますが、令和2年度事業として水道タンクに花火の町をPRする神明の花火を描きました。ご指摘のように町内には各所に、目立つ場所が考えられると思います。花火資料館のところには、これまで限定的ではありますが神明の花火大会開催時期に、花火を描いたシートを張りPRしております。 今後、全国の花火大会を調査研究し、花火大会のPRにかかる町負担を抑制しながら収入につながる取り組みを目指してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  花火資料館や花火公園を多くの方が利用していただき、花火の町市川三郷町をPRするにはいいアイデアだと思い、さっそく取り上げて、私、一般質問をさせていただいたわけなんですが、コロナ禍で財政的にも大変な時と思いますが、実現のためにその神明の時期だけではなくて、ここが神明の花火大会をやるところなんだ、花火の町なんだという意味では、非常に資料館のところへ絵を描くというアイデアはいいんだなと、私思うわけですが、ぜひ、実現のためにご尽力いただきたいと思います。 お願いしたいと思います。 それでは、6番目の質問に移ります。 倒壊している空き家の取り壊しの働きかけや、そのための資金援助、そして空き家を借りる人への入居援助など、町独自の空き家対策が必要と考え、町長の見解と方針を伺いたく質問します。 空き家問題については、平成29年6月議会の一般質問で、人口増加策としての空き家活用、災害時対応について質問し、平成30年6月議会での一般質問では、空き家調査でDランクに設定された家屋の取り壊しが行政にできる条例制定を求めて質問しました。 総務省が5年ごとに行う平成30年度総務省住宅土地統計調査資料を、私は見ることができました。専門家に見せていただいた総務省の資料によると、市川三郷町の住宅戸数は7,060戸で、そのうちの1,300戸が空き家、そのうち1,080戸が放置されている空き家で、放置率は83.1%で、県下一最悪の状況と記載されています。 空き家が放置されると害虫、害獣による被害、ごみや不法投棄による被害、倒壊による危険など、地域にさまざまなリスクが生じます。空き家特措法が施行されたが、行政代執行による解体は終着駅をつくったというだけでほとんど機能していません。 また、通常の老朽化は別に、空き家になって管理をしなくなると数年でシロアリ、カビ、腐りや、雨漏り被害などにより資産としての価値を急速に失い、そのころには流通させようにも大きな改修費用が必要となってしまいます。したがって、資産が負債化する前に手立てを講じる必要があります。 人が住まなくなると、地域の活力がなくなる。誰も寄り付きたくない町になる。すると人が済まなくなり、さらに空き家が増える、この負のスパイラルをこれ以上育つ前に絶たなくてはなりません。 放置されている空き家の放置率県下一の最悪の町として、トップランナーとしての成果を示さなくてはならないのではないでしょうか。 私は、総務省のこの資料を見て、一層空き家対策が町の重要な課題だと考えます。私がこれまでの質問で取り上げたり、役場担当課にも相談した倒壊が激しい空き家は、今もそのままです。空き家対策は非常に難しい問題です。特に居住していた老夫婦が死亡し空き家になった家の取り壊しや、宅地売却など相続問題もある中で、困難な点がいっぱいです。 これまでに倒壊した空き家の取り壊し費用の全額を援助する中央市の紹介を一般質問でしましたが、最近早川町に旧宅があり、取り壊した方から早川町では50万円の補助制度があることをお聞きしました。しかし、この方の場合、取り壊し費用の総額は300万円かかったとのことです。他町に居住している人が親たちが住んでいた住宅を取り壊し、その費用を負担することは本当に大変なことだと思います。 市川三郷町においては、役場三珠分庁舎周辺をはじめ、あちこちで住宅が建設されている状況を見て心強く思います。 しかし、市川地区中心部をはじめ、山間地での高齢居住者の死亡等で空き家が増加しているのも現実です。空き家対策事業は市川三郷町にとって重要課題で、一層その度合いは増していくと考えます。町には空き家対策計画、空き家等対策協議会、空き家除却補助金も創設されましたが、空き家問題は倒壊の空き家を含め、市川三郷町にとっては今まで以上に重要な課題になると考えますが、町長の見解と方針をお尋ねいたします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  町独自の空き家対策の見解と方針についてでありますが、本町では令和元年12月に策定しました市川三郷町空家等対策計画に基づき、町内にある空き家等の倒壊等を未然に防止し、町民の安全で安心な暮らしの実現および良好な生活環境の保全を図るため、空き家等の適正管理の推進に取り組んでおります。 平成30年度総務省住宅土地統計調査における空き家の総数等は本計画書にも資料として掲載してありますが、ご指摘の放置きれている空き家は1,080戸は適正に管理されている空き家も含まれた戸数であり、これとは別に町が平成28年度に実施しました空き家実態調査では、所有者アンケートの結果から1年以上放置されているとみなされる空き家は、調査時点で449戸、現在は31戸減少して418戸となっております。 こうした本町の現状を踏まえ、空き家対策に取り組んでおりますが、主な対策の柱として所有者責任の原則の徹底を図ること、空き家の実態の把握に努めること、空き家の活用の推進が考えられます。 まず、空き家所有者に対しましては、適正な管理の意識付けを啓発することが最も重要であり、固定資産税納税通知書に文書を同封し所有者の管理意識の向上に努めるとともに町ホームページや広報等での積極的な周知を継続して進めてまいります。 次に、空き家の実態の把握につきましては、実態調査結果をまとめた台帳を基に実態の把握に努めておりますが、所有者のご意向や周辺住民からの情報提供、また状態が悪い空き家の定期的なパトロールを実施しさらなる実態の把握に努めてまいります。 最後に、空き家の活用につきましては、空き家バンクヘの登録と利用促進のため住宅改修等の補助金を事業化し一定の成果は収めておりますが、コロナ禍によるリモートワークの推進や地方への移住の需要が脚光を浴びるなど社会情勢も変化しております。山梨県が今年度より事業化した官民連携の空き家活用ビジネスにも情報提供を行うなど国・県・民間とも連携して空き家の活用を推進してまいります。また、空き家の除却、これは解体及び処分ですが、を目的に危険空き家等除却費補助金事業を実施しておりますが、対象がABCDのDランク相当と限定されるため、今後その他の空き家の除却を対象とした助成制度も検討してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  市川三郷町の空き家等対策計画、空き家等対策協議会条例、そして危険空き家等除却費補助など、令和元年度に答弁にありましたように作成されたわけですが、担当課では賢明な取り組みが行われていることは承知しています。私もこれまでに何件か空き家を解体とか、隣接する空き家が倒壊の危険があるので取り壊すように働きかけてほしいなどの要望が町民からありまして、応えたいと一生懸命努力しましたが、ほとんどが解決しないのが現実であります。それだけに難しい問題だろうということは承知をしております。 先ほど質問の中で早川町に旧宅があった方の話を述べましたが、本町でも早川町と同じように50万円の補助制度がありますが、早川町の取り壊しに300万円かかったと同じように、取り壊すために多額の取り壊し費用がかかるとともに、その費用を誰が出すのかというようなことまで、いらなくなった空き家の取り壊しは非常に難しい問題であります。 また、入居が可能な空き家への入居あっせん事業も人口減少の中では非常に困難と考えます。しかし、市川三郷町にとっては非常に重要な課題です。空き家等対策協議会条例もつくられています。条例の第3条、組織として委員15名以内で地域住民の代表者、学識経験者、その他町長が必要と認めるものとしています。 空き家の状況把握、個々の状況に応じた対応策など、具体的に動き出す対策協議会にしていかなくてはならないと思います。担当課任せにするのではなく、町としての重要課題として、町長を先頭に対策協議会委員の皆さまのお力をお借りして取り組まなくてはならないと思いますが、この点についてはいかがか、町長のご見解をお尋ねします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  ご指摘はそのとおりだと思います。 まちづくり推進課を中心に行っていきたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  大変なことですが、ぜひみんなで知恵を出し合ってやっていかなくてはならない大きな課題だと思います。ご尽力をいただきたいと思います。 それでは、7番目の質問に移ります。 甲斐源氏発祥の地、そして市川代官所のあった町として失われつつある史跡を守るために、町としての施策の展開が必要と考え、町長の見解と方針を伺いたく質問します。 青洲高校の校名が決まった時、少なくない町民が青洲という名称の由来が分かりませんでした。青沼隆三町長は、青洲橋、青洲公園と、渡辺青洲初代市川大門村村長のお名前を橋と公園に活用されました。そしてこのたび、県立美術館で青洲展も開かれています。 しかし、渡辺青洲が収集し、東京大学図書館へ寄付もされたように、貴重な青洲文庫もこの町からなくなってしまいました。 甲斐源氏発祥の町として、製紙産業が発展し、その後、神明宮が建設され、神明宮祭典のときの花火を発展させ、花火の町として神明の花火大会へと歴史を継いでいます。 また、御陣屋といわれる場所には代官所があり、約50年前に古い門は今の場所へ移されました。代官所にあった松の大木は枯れて、その名残が役場本庁舎入口に残されています。 全国的にも誇れる歴史ある町ですが、町の歴史の尊さを理解し、研究されてこられた先生方が他界され、町の歴史を研究される方が少なくなっているのではないでしょうか。 甲斐源氏発祥の地、そして市川代官所のあった町として、失われつつある史跡を守るために、研究を引き継いでくださる組織づくりが町行政にとっても必要と考えますが、町長の見解と方針をお尋ねします。 お答えください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  史跡を守るための施策の展開についてでありますが、歴史史跡の文化財の保護につきましては、文化財保護条例に基づく施策が基本となります。その条例の中では文化財の保存および活用に関する重要事項を調査審議する組織として、文化財保護審議会の設置が定められており、15名の委員を委嘱しているところです。 また、当町には歴史に造詣が深くその研究を進めている有志の組織があり、素晴らしい研究成果を発表しています。市川地区中央部まちづくり懇談会が「甲州・市川のまちづくり読本」を発行し、市川マップの会が「市川三郷まちめぐりマップ」を発行しており、今後ふるさとキャリア教育にも活用させていただきたいと考えております。 なお、学術文化分野については、新たな視点からいかに情報発信等ができるかについても取り組んでまいります。例えば、代官所があったという歴史がいかに貴重な財産であるかについて、それらの組織の方々のご協力を得る中で、分かりやすく興味をもってもらえるような冊子を作成し情報発信することにより町民の皆さまの歴史認識を深めてまいります。また、そのことにより、代官所跡地の歴史的背景を重視した周辺整備事業推進の気運も高めていきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  先ほど町長、今答弁なさったように、現在においてもマップの会はじめ、有泉さんたち頑張っているのは、私も承知しているところです。私が思い出すのは、町誌を編集してくださった村松志孝さん、そして立川實造さん、一瀬亮次さん、中倉茂さんなど、教育委員会や図書館などを活用され、歴史を研究し、市川の町の史跡を守るためにこの方たち、非常に努力をなさってきました。市川代官所、甲斐源氏発祥の地、平塩、紙の神を祭る神明宮など、貴重な史跡がこのままでは失われてしまうのではないかということを心配すると同時に、市川三郷町、市川大門だけではなく、旧三珠、旧六郷においても同様の貴重な史跡を研究し、保存することが同様に求められていると思います。 失われつつある史跡を守ること、そのためには研究する組織を行政がつくっていくことが大事だろうと思って、私、この質問をしようと思ったんです。 このままだと市川三郷町の宝物が失われていってしまうのではないか、代官所の跡もそうです。今回も丹澤議員が、私のあとに質問をなさるし、私も12月議会でもこういう点について質問をさせていただいたわけですが、本当に私の前の通り、中北通りというのは、昔は芦川の橋の上に牢屋があって、処刑される人たちが、中北通りを通って行って、そして芦川のところで、青洲公園の向こう側ですが、そこで処刑されたという、そこで町名ごとに、古い町名ごとに道祖神があるわけですね。私のところにあるのが3丁目の道祖神さんというように、2丁目、3丁目、4丁目というように道祖神さんがあるんです。 あれを公園にして、ミニ公園にして残そうというのが行政によって行われて、私のところもミニ公園になったわけなんです。 そういう宝物を残していくということが、これから非常に重要だろうと思います。それには行政がやはりそういう研究をし、そういうような提言をして、史跡を残す、そういう活動を行政として、していかなくてはならないのではないかという思いの中でこの質問をしているんですが、その点については、町長、いかがでございましょうか、ご見解をお聞かせください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  甲斐源氏発祥の地、それから市川代官所の跡、それから最近では新町前遺跡、平安時代、室町時代の遺跡も発見されたと、本当に宝がたくさんある町であるというふうに思っています。それをしっかり検証し、しっかり地域で残して、後世に引き継いでいくというご提言については、まったくそのとおりだと思っておりまして、しっかり取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  ぜひご尽力をいただきたいことをお願いして、私の一般質問を終わります。 これをもって、第14番、一瀬正君の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。 再開は16時といたします。     休憩 午後3時45分-----------------------------------     再開 午後4時00分 ○議長(笠井雄一君)  再開します。 会議の途中ですが、本日の開議時間は議事の都合によりあらかじめ延長します。 続いて、第1番、秋山豊彦君の発言を許します。 1番、秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  議長のお許しを得まして、ただいまより一般質問をさせていただきます。 私の質問に重複する点も多々あろうと思いますが、執行部におきましては、その点ご理解の上、よろしくご答弁のほど、お願いをいたします。 まずはじめに、本町の地域防災計画の見直しについて伺います。 本町では、平成28年に地域防災計画を策定しました。その策定目的は町土の6割を森林が占め、また一級河川である富士川、釜無川、笛吹川をはじめ多くの河川や渓流があり、暴風、豪雨、地すべり、山地災害など極めて多種の自然災害が発生しやすい自然条件化にあります。さらに、大規模地震が発生の際に、液状化が発生する可能性がある。 また近年の社会・産業構造の多様化に伴い、大規模災害の発生についても、その危険性が指摘される。 災害の軽減に、恒久的な災害対策と災害時の効果的な対応が重要であるが、これは一朝ータに成せるものではなく、町、国、県、公共機関、住民それぞれが防災に向けて積極的かつ計画的な行動と相互協力の地道な積み重ねにより達成するものであると思います。 そこで次の3点についてお聞きします。 ①見直し計画のタイムスケジュールはどのようになっているか。 ②見直しは主にどのような部分か。 ③災害時の避難場所はどのように考えているか。旧町別にお答えをいただきたい。 ○議長(笠井雄一君)  これより答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  秋山豊彦議員の一般質問にお答えします。 本町の地域防災計画の見直しの1点目、見直し計画のタイムスケジュールについてでありますが、令和2年6月より防災体制等の見直し資料の作成を開始、同年8月より改定方針(案)の検討、10月からは計画(案)の作成を行い、今後はパブリックコメントを実施し令和3年3月までに防災会議を行い、計画策定となる予定であります。 2点目の見直しは主にどのような部分かについてでありますが、平成30年3月、国の中央防災会議、南海トラフ沿いの地震観測・評価に基づく防災対応検討ワーキンググループの報告を踏まえた山梨県地域防災計画の修正を受けて、本町におきましても南海トラフ地震に関連する情報発表時の職員の配備基準、災害対策本部の体制、関係法令の改正、および国、県の動向を反映するものであります。 3点目の災害時の避難場所についてでありますが、本町における避難所は三珠地区19カ所、市川地区33カ所、六郷地区27カ所の計79カ所の指定をしています。状況に応じ順次開設を行うこととなっております。また台風などの予め予測のできる風水害の対応については、三珠地区2カ所、市川地区2カ所、六郷地区1カ所の計5カ所の拠点となる避難所の開設を考えております。 また、町民の皆さまには、令和2年6月末に全戸配布いたしました風水害、地震対策ガイドブックに掲載の、マイ・タイムラインを活用していただき事前避難行動をとっていただきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 1番、秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  避難場所についてお聞きします。 災害時の避難場所に旧市川大門地区の避難場所として新体育館が指定に入っておりますか、伺います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 防災課長、塩沢正也君。 ◎防災課長(塩沢正也君)  ただいまの質問の生涯学習センターは指定されているかということで、こちらは災害対策基本法第49条の2および第49条の7の規定により避難所として生涯学習センターは令和2年1月25日において指定済みであります。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  新町民体育館は災害時には避難場所として活用するようだが、この体育館の床はコンクリートにわずか6.5ミリの床材が貼り付けてあるだけだと聞いています。このような構造の体育館が避難場所に、災害時に避難場所として活躍できるのかなという感じがしますが、その点につきましていかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 防災課長、塩沢正也君。 ◎防災課長(塩沢正也君)  ただいまのご質問の災害時には避難所として活用する方向でございますが、構造につきましてはコンクリート造RC・SRCの含む構造となっておりまして、ご指摘の床はコンクリート造であります。床につきましては、避難時につきましてはダンボールベッド等を使いながら対応し、避難所として活用していく計画になっております。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  他の避難場所である町内の小中学校の体育館の床の構造はどのようになっていますか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 防災課長、塩沢正也君。 ◎防災課長(塩沢正也君)  本町におけるほかの体育館の施設につきましては、木のフローリングが貼り付けてあります木の床材になっております。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  木の床材、鋼製床ということですか。 鋼製床であるというならば、鋼製床を説明してください。鋼製床とは何か、詳しく説明してください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 防災課長、塩沢正也君。 ◎防災課長(塩沢正也君)  ほかの体育館につきましての床の構造ですが、通常基礎になりますコンクリートに束を設けまして、床材を貼り込んだ、コンクリートの上に床材を貼り、体育館の木材の床でありまして、全体的な名称は鋼製の構造になっております。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  課長、大変大事なことです。大引を敷いて、根太を入れてというような形の中で、何段階にしないと、要するに鋼製床は成り立たないと思うわけです。ですから、私は詳しくその点、皆さんに分かりやすく説明をしていただきたい。こういうことです。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 防災課長、塩沢正也君。 ◎防災課長(塩沢正也君)  詳しくは資料を持っていないんですが、先ほど秋山議員がおっしゃるように、基礎をコンクリートで打ちまして、束とかを使い、大引を引きまして、床材を張るような形の構造になっているところの状態を、今把握している状況です。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  課長、それだと、要するにコンクリートに床材を張ったと、いわば同じような説明に聞こえる。私が言うのは、要するにきちんとした1からちゃんとした説明をしなければ、皆さん鋼製床というものはどういうものかということを聞いているから、それを大引をやって、根太を入れて、それへ床材を張って防水、きちんと出てくるはずだから、それを皆さんに分かるように、そしてただ、コンクリートに床材を張ったと、それと大引をして鋼製床はこうだという、この比較を私は課長に聞いているわけでありますので、その点をしっかり説明していただきたいと。これは大事なことなんです。 これは大事なことだから、要するにコンクリートに直に床材を張ると、鋼製床といって、コンクリートであっても根太を立てて、大引をしてと、こういうものをしっかりと説明してほしいと思うわけであります。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めますか。 防災課長、塩沢正也君。 ◎防災課長(塩沢正也君)  詳しく構造をご説明しなくて申し訳ございませんでしたが、先ほど議員がおっしゃるように、体育館の構造になる基礎の上に、支持脚を立てて、おおむね50センチ程度の床より高いところに大引と根太などの床下材を張って、構成する構造となっております。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  そうすると、コンクリートへ直に張る大引とはずいぶん違いますね。それだけ分かればいいんですが、私がちょっと疑問に思うのは、体育館は直貼り、そして小中学校の体育館は鋼製床、そうすると学校体育館はなぜ床貼りでないのか。なぜ鋼製床にしたのか、それを教えてください。 町民体育館はコンクリートに直貼り、小学校、中学校の体育館は鋼製床、その違いはなぜかということをお聞かせ願いたい。 分かるかな、課長。 ○議長(笠井雄一君)  教育総務課長、望月利偉君。 ◎教育総務課長(望月利偉君)  今ここでその理由ということでは、こちらも確認をできていないんですけど、またすぐに確認させていただきまして、お話させていただきます。
    ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  それでは資料をまた提出してください。 これは大事なことなんです。コンクリートの上に直に張ると、本当は根太を立てて、大引をして、スプリングを入れてという形になればずいぶん違う。だから私はしつこくということではないんですが、再三再度再質問をさせていただいておるわけであります。 コンクリートの床の体育館は、子どもの成長に悪影響を与えること、転倒した時に頭部への衝撃が大きいこと、学校ではさまざまなスポーツに利用するという理由で、私は鋼製床を使っていると思う。学校体育館にコンクリート床は、私は不向きだと思う。町長は、このことを承知の上でしょうか。町長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  町長は学校体育館にはコンクリート床は適していないということを承知をしていますか。その点を、これは課長ではなくて町長が判断をすること、町長に聞いているんだから、いかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  暫時休憩とします。     休憩 午後4時19分-----------------------------------     再開 午後4時20分 ○議長(笠井雄一君)  再開します。 秋山議員に申し上げます。 答弁者は、選べないということになっていますので、森川課長のほうから答弁をお願いいたします。 生涯学習課長。森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  12月議会の答弁の中で、一般質問の答弁の中で、生涯学習センターの体育館のアリーナの床の関係のご質問をいただいたかと思うんですけれども、その中で答弁をさせていただいて、コンクリート直貼りのスポーツ床の床材、構造についての特徴について説明をさせていただいているところでございます。 そのときの説明といたしましては、3点の説明をさせていただきました。 そのときの説明をまずさせていただきます。 弾性スポーツ床シートの特徴といたしましては、スポーツに適したボール反発性、一般的な衝撃を吸収する床はボールの反発が少なくなり、競技床として不適となりますが、フローリングをしのぐボールの反発性を備えております。 スポーツ用床材規格はボール反発性が90%以上を要求されますが、生涯学習センター体育館の床の弾性スポーツ床シートは99%となっております。 2点目といたしまして、転倒衝突時の硬さ試験、G値になりますが、意味は衝撃値でありますが、コンクリート直貼りの場合は、G値は100G以下が望ましく、生涯学習センター体育館の床の弾性スポーツ床シートは、G値が92となっております。 3点目が防滑性、床の滑りについてですが、屋内体育館の床の滑りの最適値C・S・R値、意味は滑り抵抗係数の値と許容範囲につきまして、生涯学習センター体育館の床の弾性スポーツ床シートは基準をクリアしております。 こちらが12月議会でのスポーツ床シートの説明でございます。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  それは床の弾力性とか、そういうものであって、私が言っているのは学校体育館が、子どもたちが使う、その体育館が鋼製床でやっていると。町民体育館が直貼り、それの違いはどういうことだと。先ほど言ったように、子どもたちに悪影響が及ぶのではないかというような形の中で、この学校体育館については鋼製床、町民体育館については直貼り、それはどういうことなんですかと、そういうことを承知の上なんですか町長はということを私は聞いたんだよ。 今から資料も、課長の言った資料を私は取り寄せて全部ある手元に、これからその場になったら、議員の皆さんと職員の皆さんに配って、仕掛けを私が説明するから、それに対してまた説明してもらえばいいけど。 私も、公の場所で質問する以上は、メーカーに全部問い合わせをして、資料もちゃんととっているから、あなたがそこで言わなくても分かっているから、私は小学校の体育館が鋼製床、町民体育館が直貼り、それは町長さんは分かっていたんですか。その子どもたちの体育館は鋼製床、その違いは承知の上でということを私は聞いているんだよ。 だから、これから先、まだ質問は続くけれども、その点については、この先で質問をさせていただきます。 ○議長(笠井雄一君)  先に進んでください。 秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  町長は12月の議会の私の質問に対して、クロアチアはハンドボールのワールドカップ会場をコンクリート床で建設したので、この工法は優れていると答弁をしたが、これはまったく私は嘘だと思います。この体育館は、先ほど言った、ハンドボール専用だから、ボールの反発性を高くするためにコンクリート床にしたのです。 町長は12月の議会で私に対して、なおかつ議員の皆さんに対しても、議員は無知だからいい加減な答弁をしてもいいと思っているかもしれませんが、町民まで欺いては、私はいけないと思うわけであります。 町民体育館は特定の競技を目的として建設したのではなく、子どもから高齢者までがさまざまな年齢層の町民が、さまざまなスポーツを行うのを目的として建設したと、私は思うが、町長いかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生涯学習課長。森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  今から秋山議員がお配りいただく資料に関係することになるかもしれませんが、町におきましてもそういったデータについても承知をしておりますので、そのことにつきましては、現在調査中でありまして、まだ不明点がございます。誤った答弁をすると大変申し訳ございませんので、今の段階では申し上げることができません。 今後ともしっかり調査を進めてまいりたいと考えております。 以上になります。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  途中で私が質問を、また答弁に対してこうではない、ああではないと言っていると時間が過ぎてしまうので、だけども課長、これは大変大事なことなんです。そしてこの議会の公の場所で私が質問したんです。あなたが私の、その資料を町長に出して、町長がそれを読んだだけだから、あなたが調べたと思うけれども、クロアチアの、先ほど言ったように、それはハンドボール専門の体育館だからそれでいいんです。だけども、市川の町民体育館は、先ほど言ったように子どもからお年寄りまでがさまざまな競技をするために使うんだよ。それがいいのか、悪いのかと、この先私は続けていくけれども、この課長に答弁されたら、課長が全責任を負えるの。町長はこの町の最高責任者、執行権者、最終的な判断は町長がやるんだよ、あなたができるわけではない。あなたがそれとも全責任を負えるの。そうやって答弁をするけれども。 資料を町長に出すときには、ちゃんと電話で確認ではなくて、設計事務所に電話をかけてどうですか、こうですか、こうしたらどういったらいいですかということではなくて、自分が出向いて行って、そのメーカーに聞いて、確かな答弁書を貸して、町長に出さなければ、先ほど言ったように12月議会で議員をバカにしたような、そういう答弁になってしまうんだ。 だから、やはりしっかりと調査をちゃんとしてやらなければいけないと思う。 そしてその大引についても、調べていって、いつ資料を私に出してくれるの。 先日も私が課長に、比較表を出してくれと言ったら、拒否したではないか、6カ月かかるとか言って、私がすぐメーカーにやったらすぐに資料が届いた。そんなことでは、私はよくないと思います。 先に進みますが、町長は体育館の床の構造を決めるに当たり、町民体育館の利用者や利用目的を念頭に置いて検討していただいたでしょうか。お伺いをいたします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 暫時休憩とします。     休憩 午後4時31分-----------------------------------     再開 午後4時34分 ○議長(笠井雄一君)  再開します。 秋山議員に申し上げます。 前に進んでいただきたいと思います。 秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  では、前へ進めさせていただきます。 体育館のプロポーザルは6社から提案があったと思うが、綜合設計以外にコンクリート床を提案したところがありましたか。 これは正直に答えていただきたいと、大事なことですから、正直に答えてください。私も置くところは置いているんだから、だから正直に答えてください。 6社の設計会社の中で、綜合設計がコンクリート、床材がコンクリート床材で決まったけれども、他の設計事務所もコンクリート床材でと、皆さん言っていたのか。ということを私は聞いているから、綜合設計以外にコンクリート床がいいと言って、コンクリート床ですよ、いいと言った業者がいたか。設計事務所がいたかということを聞いているから答えてください。 ○議長(笠井雄一君)  生涯学習課長。森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 スポーツ床材を提案したのは、1社のみとなっております。ただし、残りの5社につきまして、プロポーザルの提案の段階におきまして、そこまで床材の種類の詳細が示されていたのはこの1社のみで、特にこのほかの5社につきましては、木の床にする鋼製床材にするという明示はございませんでした。 以上になります。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  そうすると課長、要するにコンクリート床材を使ったのは綜合設計1社だけ、他の業者は鋼製床がいいというような。どちらかというようなことで、決定的なものはないけれども、1社綜合設計だけだというような理解でよろしいんですか。 ○議長(笠井雄一君)  生涯学習課長。森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 プロポーザルということで、審査ということで、どういった提案をするか、どこまで詳細な提案をするかというのは、まちまちなところがございまして、スポーツ床材を使うという明示をしたのは1社のみで、ほかの設計事務所につきましては、特にどういったフローリングの床材を使う、あるいはスポーツ床材を使うという明示、提案がない状況でした。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  私も調べて問い合わせもした。だけども、他の設計業者は常識的に考えられないと、要するに非常識だと、そのコンクリート床材だけだと、こういうような答えを、私はいただいた。だから課長に聞いたの、ほかにあったかと聞いたら、課長は素直に1社だけだったということで、言うから、私はその問題はそこで置くけども、これから資料を比較表の資料を私のほうから皆さんに渡させていただく。議員の皆さんにも出します。これは先般私は、町長にコンクリート床と鋼製床の比較表を課長のところへ、町長へ出したと同じもの、提出してほしいと言ったら、課長が6カ月かかると拒否したので、私は肝心なことは、実際に町民体育館の床の試験をしたらどうだと、試験をそのために資料を出してくれと、課長にお願いをしたけれども、6カ月かかるとか、拒否されたわけでありますが、これは大事なことだから、床の試験は、私はどんなことをしてもやってほしいと。別に経費がたくさん掛かるわけでないし、体育館の1カ所を検査すれば、試験すれば済むことだから、ぜひひとつこれは現地試験は必ず実施していただきたいと思いますが、課長、いかが考えていますか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生涯学習課長。森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 繰り返しになってしまって申し訳ございませんが、ご指摘の件につきましては、町におきましてももちろん承知をしておりまして、現在調査中、いろいろな面でその数字というのがどういったものなのかということを含めて調査中でありまして、まだ不明点があるような状況でございます。 誤った答弁をすると、大変申し訳ございませんので、今の段階では申し上げることができないような状況でございます。 今後、しっかりと調査を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  これは大事なことです。それとも試験をされては困るような、何か出てくるような考えがあるわけではないでしょうね。 ○議長(笠井雄一君)  生涯学習課長。森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 そういったことではございません。まずはどういった、おそらくその資料にある数値ということ、同じものかと思うんですけども、その状況がどういったものなのかということをまずはしっかりと把握をしたところから始めなければならないというふうに考えているということでございます。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  課長、試験をするということが、硬さを調べるのにフローリングがある、そしてあとはコンクリートが張ってある、そのコンクリートの強度もいろいろあるんだよ、それは分かっていますか。 コンクリートの強度は180があり、270があり、300があり、硬さがいろいろある。だからそういうものをちゃんと使って、これは町民の皆さんが使う、命にかかわる大事な問題だから、要するにけがが出たなんてあったら大変なことだから、ちゃんと試験をしなければだめだよということですので、ぜひひとつその点をしっかりと試験をしていただきたいと思います。 私は、町民体育館の床材を販売したABC商会、課長分かっていると思うけど、商会と鋼製床のメーカーに聞いたんだ、さまざまな年齢層が、さまざまな目的で利用する体育館には、どちらの床が適しているか照会しました。業者も直ちに返事をくださいました。 ですから、いわばここで議長、暫時休憩して、資料を皆さんに提出をしたいんですが。 ○議長(笠井雄一君)  暫時休憩といたします。 ここで事務局長から資料の配布をさせていただきたいと思います。     休憩 午後4時45分-----------------------------------     再開 午後5時00分 ○議長(笠井雄一君)  再開します。 秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  皆さんのところに比較表を配布させていただきました、お手元の比較表を見ていただきたいと思います。 私が説明するまでもなく、皆さん、お分かりだと思いますが、衝撃吸収シートは転倒したとき、頭部への衝撃の吸収力を数値化したものです。床弾力性値とは跳ねたり跳んだりしたときの床のたわみに反発力を表したものです。 緩衝効果値とは運動作動のときの床の柔らかさを表すものです。これは運動中に障害が発生した発生率と密接な関係があります。 床弾力性値とは、床弾力性値、緩衝効果値、振動減衰値は数値が小さいほど床が固いということです。 ③の欄をご覧ください。体育館の床にとって、最も大事である床弾力性値、JISの基準が1.3からマイナス0.2以上としています。ABC商会の製品はこれを下回るマイナス0.247です。 町長は両社の比較表を見て、どのように思いますか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生涯学習課長。森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 ③の弾力性値につきまして、JISの基準からはみ出しているという比較表になっているかと思います。このことにつきまして、町でも現在調査中でございます。 以上になります。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  私は、ABC商会の床材料を問題にしているんではないんです。私は、体育館に直貼りが最も適しているか否かを問題にしているんです。体育館の床貼りがいいか悪いか、子どもからお年寄りまで使う体育館の、その床貼りがいいか悪いかと、否かということを問題にしているんです、今回のこの質問で。いかがですか。 ○議長(笠井雄一君)  生涯学習課長。森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 ご指摘のとおり、そういったことは判断するためには、数量的に基準から見てどういったものかという判断が必要になってくるかと思います。したがいまして、そのための調査、この値がJISの基準から見てこういう値であるということの状況ですね。こちらにつきまして、調査を行っているという状況でございます。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  全国的にも大変珍しいコンクリート直貼りの体育館を、なぜ綜合設計が提案したのか、私は大変疑問に思っています。 国交省の国の規定では、設計業者は設計内容を発注者に説明する義務があるんです。 町長は、この体育館が全国的にも大変珍しいコンクリート床を採用していますが、綜合設計からどのような、当時説明を受けたのか、そのときの資料に基づいてお答えをしていただきたい。 綜合設計からよく説明を受けた、その資料を基に、私の前でその説明をしていただきたい。 課長、言っていることが分かりますか。 私の言っていることが。 分からなければ、もう一度言いますよ。 全国的にも大変珍しいコンクリート直貼りの床の体育館は、なぜ綜合設計が提案したのか、大変私は疑問に思っていると。国交省、国の規定では、設計業者は設計内容を発注者に説明する義務があるんです。町長は当然、町民体育館が全国的にも珍しいコンクリート床を採用していますので、綜合設計からどのような説明を受けて、要するに実行したのか、そのときの説明を受けたときの資料に基づいて、答弁をしていただきたい。 ○議長(笠井雄一君)  生涯学習課長。森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  すみません、暫時休憩をいただいてよろしいでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  暫時休憩とします。     休憩 午後5時07分-----------------------------------     再開 午後5時08分 ○議長(笠井雄一君)  再開します。 秋山議員。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  大変執行部も戸惑っているようでありますので、だけどこの床貼りの体育館でいいと、最終決定権者は町長にあると思う。町長は、この直貼りの体育館を造った執行者として責任があると私は思うけれども、課長しか答弁しない、だから、だけどもこれだけの大規模な建築をしたのですから、本町には建築の専門職員がいたと思うがいかがですか。 19億もする建物を建てるのに、専門の当然職員がいてしかるべきだと、私は思う。では設計事務所と打ち合わせをするのに、素人が打ち合わせをしていいものができるわけがない。だから、要するに建築の専門職員が町にいたんですか。 お答えください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 総務課長、石原千秀君。 ◎総務課長(石原千秀君)  その当時は、施設建設課ということで、課長以下係長も含めて職員はおりましたが、建築という分野の職員は本町にはおりませんし、そういう資格がないということでありましたので、通常は設計士に委託をしてするということです。すべての建築がそういう形です。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  こんな町民の皆さんの大切なお金、税金でこれだけのものを造るのに、専門職員もいなくて、担当課はあったけれども、その中で職員に資格はない。資格がないのに職員もいないのにどうしてそれを決定したのか。早く言えば素人が決定したと同じ事であると思う。それこそ綜合設計のやりたい放題、好きなようにできたということと、私は思うわけであります。 ちゃんとした専門職員がいれば、向こうは1級建築士、資格があれば同体にこうでないか、ああでないかと、なぜ鋼製床にしないかと、何で床貼りなんだというやり取りもできる。そして、床貼りの場合は、どういうメリットがあるか、そして鋼製床の場合は、どういうメリットがあるか、いかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  何だか知らないけども、質問することみんな答えられないようですので、前に進みます。 では、私はこれは町長に聞きたいんです。 町長に与えられている執行権とはなんですか。お答えください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  町長に与えられている、特に申し上げれば提案権と執行権でありますが、その間に議決権、議会の議決を経て、予算も事業も執行できるわけで、議決がなくて町長独断で予算も事業も執行できません。そのために、町民の代表である議員の議決をいただいて執行する。ですから、最初の提案権と執行権は、私にありますけれども、ここに議決権、議員の皆さんの議決があって執行できるんです。そのために二元代表制というふうにいわれている議会であります。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  よく分りました。 ありがとうございました。 町長は、議会が議決すると。議会は予算を議決するところなんです。町長から出された予算、この予算でいいか悪いか、いいものを造るのは町長なんです。町長がいいものを造らなければ駄目なんです。私が理解するには、設計業者や建築業者を決めるのは町長です。請負金額を決めるのも町長なんです。そして建築に使用する資材、選択するのも、選定するのも町長です。このような建築に関わる全ての権限が執行権者である町長にしかありません。 したがって、町長は議会が議決して予算範囲の中で最高の体育館を建設する責任と義務があると思います。 ところが、出来上がった、完成した町民体育館は、町民の皆さんが使うにはおよそ不適切なコンクリートの床の施設であった。これで町長は最善の努力をしたと思いますか。教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  担当課長が再三ご答弁を申し上げておりますけれども、今、実際の数値について、検証をすることで調査に入っております。これは、議員に説明するというだけではなくて、町民の皆さまにもそのことはしっかり話さなければならないことであるということから、そういうふうにしております。 もう1つ申し上げれば、昨年の9月の決算認定の議会で、秋山豊彦議員は賛成してくださっております。本来で申し上げれば、失礼ながら豊彦議員はじめ、反対をされるのではないかと思っておりましたけれども、理解をしていただき、賛成をいただいております。 すべて、予算も、事業も、議会の議決をいただき執行し、9月にはその前年度の決算を予算執行に適切に執行されたということで、認定をいただく決算認定で、秋山豊彦議員にも認定に理解をしていただき、ご賛成をいただいております。 ですから、町長、1人が独断で、何でもできるということではまったくありません。しかし、先ほど秋山議員が話されましたように、各市町で1級建築士の資格を持っている職員がいるかというと、必ずしもそうではないので、専門的な設計業者にお願いをして、ちゃんと契約金をお支払いをして、そこに責任をもってやってもらうと、私自身に細かい点を指摘されても、1級建築士の資格がありませんから、私自身分からないのが現状です。ですから専門的なところにお願い申し上げて、しっかり町に代わってみていただくというのが、ほとんどの市町村ではそういう方法ではないかというふうに思っております。 ○議長(笠井雄一君)  秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  私には分からないでは通らないんですよ。 あなたは、最高の執行権者です。把握しなければ駄目なんです。最高責任者なんです。最高の設計事務所に任せたから、その先生を信用しているから、信用してもそんなコンクリート直貼りなんていう床を造ってしまうではないですか。 そしてその綜合設計事務所に今まで支払った設計委託料、設計料、設計監理料、3億円ですよ。それだけのお金を支払って、コンクリート直貼りの体育館でいいんですか。私が今回質問しているのは、床貼りがいいのか、鋼製床がいいのか、どちらがいいのかと、子どもからお年寄りまで使う体育館が床貼りでいいのかと、けがをしたらどうするんだと、現にけがをしている人がいるんですよ。私は直接会っているんですよ。膝を痛めたという人が3人いました。だから心配だから、私はこうして質問をしているんです。 ○議長(笠井雄一君)  ここで暫時休憩とします。     休憩 午後5時18分-----------------------------------     再開 午後5時19分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  町長が綜合設計の責任を認めない。設計を綜合設計に委託したのは、私は町長であると。綜合設計が提案したコンクリート床を採用したのも町長です。したがって、その責任は、私は町長にあります。町長は責任を取るべきであります。 いかがですか。 なお、議員の皆さん、私の主張が正しいか、町長の答弁が正しいか、ここでいくら議論をしても、結論は出ません。しかし、全国でも極めて珍しいコンクリート床の町民体育館をこのまま放置したら、後世の町民から議会や議員は何の役も果たさなかったと非難されてしまいます。 建物に欠陥があった場合は、業者が責任で改修する期間は、完成から2年、この期間が過ぎると町民の皆さん方の大切な大切な一般財源から改修しなければなりません。今ならまだ、私は間に合うと思います。 私は、直ちにこの問題について、調査特別委員会を設置して、この問題を調査するべきであると強く希望をするものでございます。 以上で、私に与えられた質問をすべて終了します。 いろいろとご清聴ありがとうございました。 ○議長(笠井雄一君)  これをもって、第1番、秋山豊彦君の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩といたします。 再開は17時30分とします。     休憩 午後5時23分-----------------------------------     再開 午後5時34分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 続いて、第4番、丹澤孝君の発言を許します。 4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  本日は、2つの項目について質問を用意しておりますので、よろしくお願いいたします。 まず、1番としまして、代官所跡地周辺整備の事業化に向けた取り組みの状況についてというテーマで質問をいたします。 市川代官所は、江戸時代後期の約100年間、23人の代官が赴任し、約900坪の敷地面積の規模で設置され、代官所の設置が市川大門の繁栄に大きく影響を与えたといわれます。 市川代官所跡地に建設され、中地区公民館として使用されてきた寿会館は、耐震面の強度不足から昨年取り壊され、現在その跡地には市川陣屋跡の石碑が設置されています。 代宮所跡地周辺整備に関しては、議会でこれまで何度か質疑されてきており、町としては、代官所があったという歴史の重みは重要であり貴重な財産であり、歴史的背景を生かした周辺整備の検討を行い、事業を進めていきたい。 重要案件であり、十分な歴史的資料の研究や検討を行い、町全体の事業計画の中で財政状況を勘案しつつ施設整備の時期等を決定していくという基本的考え方であるものと理解しています。 事業化に向けては、近隣住民の理解・財政面の負担・採算性など、整理すべき課題に対して、さまざまな観点からの十分な検討に時間を要するということは理解するものですが、そのような課題に対して、どのような手順で検討していくのか。また、現在どのような取り組み状況かについて伺います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  丹澤孝議員の一般質問にお答えいたします。 代官所跡地周辺整備の事業化に向けた取り組みの状況についてでありますが、ご指摘のとおり、市川代官所があった場所という歴史は非常に重要であり、また貴重な財産であると考え、この歴史的背景を生かした周辺整備の検討を十分に行い、事業を進めてまいります。また、大規模な事業にもなりますので、手順等も含めて多方面からの検討を行い、進めていかなければならないと考えております。 代官所の周辺整備はしっかりとした検証を行った上で、どのような構想でそこに整備するかということは、町民の皆さまの歴史観の醸成をしっかりした上で、町民の皆さまの合意をいただきながら建設するということが望ましいと考えております。それには、例えば代官所があったという歴史がいかに貴重な財産であるかについて、分かりやすく興味をもってもらえるような冊子を作成し情報発信することにより、町民の皆さまの歴史認識を深めたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  町民の理解を得るために冊子を作成していくということで、ぜひそれは進めていただきたいというふうに思いますが、具体的に進めるにあたって、もう少し具体的事項について、担当課は生涯学習課になると思いますが、聞いていきたいと思います。 当然、近隣の方々の理解を得てということが、町民は全体の理解ということがありますけれども、その中でも特に近隣の方の理解ということが、まず大前提になるというふうに思います。そういう面で、近隣の方との、まだ交渉というところまではいかない段階であろうというふうに思いますが、そうは言いながらも、近隣の方々との接触という部分をある程度あるんだろうなというふうに思っています。 そこで、近隣の方々の感触というものは、どのようにとらえているのか、いろいろ微妙なこともあろうかと思いますけれども、大枠で結構なので、おおむね理解を得て、いろいろな協力をするというようなスタンスとして感じているのか、そういうふうなところについて教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 生涯学習課長、森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 随時お話をさせていただいているような状況でございますが、おおむねご理解をいただいているような状況でございます。 ○議長(笠井雄一君)  4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  当然、いろいろな考え方があると思いますけれども、具体的にあまり聞いても現段階ではいろいろな影響があってもいけませんので、これ以上聞かないのですが、おおむねご理解はいただけるというふうなものであるというふうに解釈をします。 そこで、事業化に向けての合意形成ということで、いろいろな課題がもちろんあります。先ほど、財政面の負担とか、採算性とか、近隣住民の理解とかということを項目として述べましたけれども、そういう課題に対して、担当部署として、課題整理に向けて、どのような取り組みをしていこうとしているのか。どのような段取りといいますか、手順、いずれは町民代表を加えての具体的な検討かということも必要になると思いますけれども、それに向けて手順、それからそれがもしスケジュールとしてある程度の落とし込みができているのであれば、その点について、なければどのような手順で進めようとしているのかという点について教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  生涯学習課長、森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 先ほどの町長からの答弁のとおりでございますが、十分な検討を行った上で、さまざまな情勢等を行いつつということでございますが、その中でご指摘いただきましたような内容につきましても、しっかりと研究した上で検討を進めてまいりたいと考えております。 その研究の具体的な取り組みの一例といたしましては、まずは市川高校の生徒へのアンケートなどを実施しております。そのアンケートを実施した上で、その意見も踏まえた中で、若手職員、役場の中の若手職員による自由な発想の中での周辺整備計画の企画の素案の策定を進めているような状況でございます。 その素案につきましては、今後十分な検討を行うためのたたき台として、策定を進めているものでございます。 また、この素案に対しまして、PFI事業、PFI事業というのは、民間の資金と経営能力、技術力を活用し、公共施設の整備や維持管理・運営を行う公共事業の手法の1つでございますが、そのPFI事業に多くの実績をもつ企業の担当者からも直接アドバイスを得る機会も得ております。 そういったような取り組みの状況でございます。 ○議長(笠井雄一君)  第4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  いろいろなアイデアを出していただいて、いいものに仕上げるということで、若手職員で検討しているということなので、ぜひそれができるのを楽しみにしておりますが、それをいつまでに進めようとしているのかという点と、あと市川高校にアンケートということなんですけど、どのような内容のアンケートを取っているのかという点について、教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  生涯学習課長、森川規彦君。 ◎生涯学習課長(森川規彦君)  お答えします。 まずアンケート調査について説明させていただきます。 時期は、昨年の7月15日付で市川高校宛に依頼を行いました。 対象者が、当時の市川高校の2年生と3年生になります。人数が、高校2年生が139名、高校3年生が132で、合計271名の方にアンケートをいただきました。ちなみに、2年生は全員からの回答でございました。 聞いた内容なんですけども、通学方法はどうかとか、お住まいの地域はどこか、また代官所の跡地に歴史資料館があったら立ち寄りますかとか、その代官所跡地にあったらいいと思うものを教えてくださいとか、そういったアンケート調査を実施いたしました。 スケジュールにつきましては、今までの答弁のとおりということになってしまうのですが、そういったことの中で策定を、たたき台としての策定も随時といいますか、できるだけ早いタイミングでまとめた中で、またそれをたたき台として生かしていきたいというような状況でございます。 ○議長(笠井雄一君)  4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  高校生のいろいろな意見なり要望といいますか感度という部分は、ぜひ聞きたいなというふうに思っています。 市川高校ですから、青洲高校とはまた違うので、カリキュラムは違うと思うんですけど、青洲高校では峡南学ということでいろいろな勉強をしていますということが、先日の新聞にも出ていましたし、いろいろな地域の知識を吸収しようとしているので、ぜひ高校生のアイデアなんかを採用していただけたらと思います。 その上で、スケジュールについては、今までどおりですよということで、若手職員の素案の作成について、具体的なスケジュールって示されていないんですけど、そうは言ってもいつ頃を目標に意見を取りまとめようというのが、ある程度ざっくりしたものでもあるのかなと思うんですけど、どのような時期を想定して、若手職員の作業をやろうとしていますか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  大きな事業でございますが、議員のご指摘にもありますように、生涯学習課でという事前の調査、そのほかはその課でやっていただくことになりますけれども、政策推進とか、課を横断的にしっかりとしたそういうチーム、プロジェクトチームではないんですが、立ち上げて、しっかり構想を練る、それから重要なのはコンセプトをしっかりと明確にするというところから入っていきたいと思っております。 いずれにしましても、当時、1765年、明和2年から維新までの100年、7万5千石ですから、長岡藩が7万4千石ということで、いかに石高が大きかったか、県内では本当に石和、甲府、市川の代官所の中でも市川の代官所が広い範囲を統治していたということを考えれば、本当に議員ご指摘のように、町としてもしっかり残していきたいという事業であると思います。 かなり時間を必要とする事業になると思いますので、そうしたしっかりとした町の組織の中で取り組んでいくのが望ましいのではないかというふうに、私自身は思っております。 ○議長(笠井雄一君)  4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  代官所跡地整備といっても、いろいろな考え方があると思いますし、そのことの良しあしも含めて、いろいろな意見があると思いますので、そういうところで慎重に進めるなり、全体整理をしっかりするんだということは十分理解をしています。 その上で今、コンセプトを明確にということがありましたので、私の思いを述べさせていただきたいと思うんですけど、一昨年、長野県の飯島町の代官所跡地整備のところに見学する機会がありました。そこは昔の代官所の建物を、本当に復元した形になっています。 ただ、市川の代官所の跡地整備については、私は必ずしも江戸時代の建物を復元すればいいというふうには思っていなくて、外観や構造は機能やイメージに合わせて、ぴったりしたものを造ればいいんだろうなと思っています。重要なのは、どのような機能を持ったものにするかということであろうというふうに思っていまして、5点ほど私なりに上げますと、代官所跡地、代官所があったという場所ですね、その歴史的意味合いを生かした機能ということで、例えば歌舞伎公演では3Dの眼鏡を使って、歌舞伎なりの映像が見られるとか、県の博物館ではバーチャルのいろいろな昔の暮らしぶりが見られるとかとありますので、そのような形で昔の歴史が見られるような形にすれば、必ずしも復元ということではなくてもいいのではないかと思っています。 併せて、歴史的資産を維持管理していく、歴史資料館としての機能、この2点が主に代官所跡地という、そこにあった場所というふうな重みを、そこに造る意味というのは大きいだろうと思います。 先ほどの一瀬議員の質問にも共通するものですし、前回のときにも申し上げましたけれども、そういう機能を持つことで、歴史的な文化財とか、資産を展示するということだけではなくて、町でそれぞれ一般家庭にある大切なものを、町のほうで管理をしてもらうというふうなものにつながったりするんだろうなと、それから併せて文化財や史跡を管理したり、保護したりする体制につながるのではないかというところで、これが一瀬議員と共通するところですけれど、そのような思いがあります。 それからあとは、3つほどですね、例えば地場産業の製品を購入できる場所という機能を持ったらどうかなと、町のお土産を買って帰りたいんだけど買う場所がないよということは、結構質問を受けたりしますので、地場産品とそれから全国展開をしている企業なんかも町にありますので、そういうものを購入できるような場所として整備できないか。 それから観光拠点としての機能ということで、町の観光情報は発信して、町のそれぞれの施設に行く情報をそこでとらえて、そちらに出向くと、例えば神明の花火大会なんかも、そこに寄って会場に行くことで、町の中を町外の人が歩いて、町を知ってもらうというような、そういうことにもつながるのではないかと思います。 あと集まる場所ということで、会合ができたり、自由に寄ってお茶などを飲むことができる場所、このような場所として整備できたらと思っています。 個人的な思いを述べさせていただきましたけど、質問のまとめとして町長に見解を伺いたいところは、近隣の方々の理解ということは、先ほどから出ているんですけれど、例えば家の修理をしたいんだけれど、すぐにそういう形で協力しないとならないのであれば、修理もしてもいいのかどうかというところが迷うよねとか。組の役員を決めるのに、役割を何年先までローテーションで決めるのも、これもしていいかどうかというような声を、実際に近隣の方からは聞きます。 ということで、前回町長から10年くらいかかる事業だというお話がありまして、慎重に進めるということはもちろん課題解決や合意形成のためには必要なことだということは十分理解しているんですが、先ほど言いましたような、近隣の方の生活設計に影響があるという部分については、先行して課題点を整理し、対応していただけないかなということで、10年とは言わず、できるだけ短縮した期間で事業化が図れるような、道筋をつけていただけないかということで、町長の見解を伺いたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  確かにそこで日常生活を送っておられる住民の方もいらっしゃいますし、影響を受ける方も周辺にはおられますので、その今の丹澤議員の思いはまったく同じでございます。どのくらいにどういうふうにして、何年くらいの時間軸で完成していけるかについても、できるだけ早くチームを作って、その中で、しっかり検証をしていきたいと思っております。 基本的には、どういうものをということとを含めて、財源措置、どのくらいやっぱりかけなければならないのか、かかるのか、そのうち財源内訳はどんなふうに組み立てられるのか、財政負担を限りなく少なくできるような、財源の見つけることができるか等々を含めて、しっかり考えてお示し、できるだけ早くどのくらいにどうなるということをお示しできればと思っておりますので、しっかり取り組んでまいりたいと思っております。 ○議長(笠井雄一君)  4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  ぜひ、よろしくお願いいたします。 次の質問に移ります。 町ホームページでの民間グループの活動情報等の発信についてというタイトルです。 町民グループの活動について、町ホームページを活用して情報発信できないか。町ではNPO法人やボランティア団体、スポーツ少年団、サロン活動、音楽グループなど、多くの町民グループがさまざまな活動をしています。 その活動に関するイベントの開催案内、会員募集などを伝える町内での方法としては、現在は町の回覧板を利用してのチラシ配布、また掲示場所が少ないことから商店へのポスター掲示依頼などが主な手段となっています。 このため、なかなか情報が伝わらず周知できないことが課題となっており、活動のより一層の活性化を図るためには、回覧やポスター掲示以外の広報の手段を組み立てることが必要となります。 町ホームページでは、町が主体的に関係する組織やテーマに関するバナーの設定や町主催イベントなどの新着ニュースを掲載するなど、各種の情報を発信しています。 第2次総合計画の情報発信の強化の項目では、多様な情報伝達手段の推進、情報化を町民の暮らしやすさの向上につなげるため、さまざまな利便性を向上させる体制を整えます。 町のホームページやSNSなどを活用し、住民が必要な情報を必要な時に入手できる体制を充実します。 観光振興による交流人口増や移住・定住人口を目指すには、町の魅力を多様な人々に効率よく伝えることが重要です。そのための情報発信の強化を図ります。などとしています。 総合計画の目的にも沿い、現在各グループが苦慮している情報発信を補完する方法として、町ホームページに「町民グループ主催のイベント等の情報を掲載するバナー」を作り、各種情報発信を支援する対応が有効であると考えます。 例えば、民間でのボランティアグループ、コンサートや展覧会、スポーツ少年団、サロン活動、趣味の同好会などに関するイベント案内や会員募集などに活用することにより、各種グループや地域活動の活性化につながります。 ホームページヘの掲載が定着することにより、イベント開催では町外の人ヘの情報発信にも効果があり、交流人口の増加にもつながります。また、町ホームページヘのアクセス数が増加することで、市川三郷町の発信力の向上となることも想定されます。 掲載する情報の可否判断や登録情報の手順の軽減化など運営面で整理すべき課題はありますが、町ホームページに「町民グループのイベントや活動に関する情報を掲載し、各種情報発信を支援する」対応を行うことについて、見解を伺います。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  町ホームページでの民間グループの活動情報等の発信についてでありますが、現在、町のホームページには、年間120万回を超えるアクセスがあります。 掲載内容は、町の行事の紹介や暮らしの情報、観光情報、関係公共機関の情報の他に、各種団体のホームページにリンクできる構成となっております。 民間グループに関する情報の発信は、町民への有益な情報の発信とともに、グループの活性化のためにも重要であると認識しております。 今後も多くのアクセスをいただくために、分かりやすさと併せて、どのような情報をどのように掲載するかについて、掲載する団体の範囲、情報の内容、情報の種類や受け取り方法等について検討してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  少し事務的な事項について質問します。 担当部署は総務課になると思いますけども、ホームページの運用に関する事項について伺います。ホームページに情報を掲載するメンテナンス作業といいますか、更新作業についての役割分担、手順のところなんですが、職員が内部で行うか、外の業者に出すのかということで、また併せて各課からの情報をもらってホームページに掲載するというような、そのような手順といいますか、ルール付というようなところについて、概略を教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  総務課長、石原千秀君。 ◎総務課長(石原千秀君)  ホームページの関係につきましては、すべての課にITリーダーというものがおりまして、そのものが各課の掲載する内容、あるいは更新する内容については中心になって作業を進めます。その作業が済みましたら、所属長、課長の決済をもらって、更新ができるという流れになっております。 総務課の情報化推進係ではすべてを管理しているという状況ですが、基本的には各課で更新作業等を行うということであります。
    ○議長(笠井雄一君)  4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  更新作業は中の職員が対応しているということで、何を聞きたいかというと、外部委託だと経費がかかるので、いろいろなメンテナンス作業も負担がかかったりするかなということで、中でやっているということなので、経費面については心配しなくても、特にその点についてはこの事項について、例えば対応はできますよということでよろしいですか。 ○議長(笠井雄一君)  総務課長、石原千秀君。 ◎総務課長(石原千秀君)  今、ホームページに掲載できているような情報については、難しいところについては、情報化推進係の職員が作業をしている部分もあるにはありますが、基本的には現在は内部でやっております。 ○議長(笠井雄一君)  4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  先ほども、第2次総合計画の関連について述べたんですが、今、LINEでの町の情報発信ということは実施されているということで、先ほどもありましたけれども、主な事業としてホームページの充実ということが項目として挙げられています。具体的に充実という面でホームページの改善なり、見直しというようなところで、対応した項目があれば、その項目、今後そのような予定があるのかという点について教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  総務課長、石原千秀君。 ◎総務課長(石原千秀君)  現在のホームページ、平成21年に更新をしたところなんですが、新しいことにリニューアルも検討もしているところではありますが、現在は今のものを常時新しい内容に更新するという形で作業は進めております。 また、事業実施計画の中でもリニューアルという部分について検討をしていきたいと思っているところであります。 ○議長(笠井雄一君)  4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  時間がだんだんないので、手短にしたいと思います。 以前の議会のときに、ホームページ上に有料広告を設けたらどうかという質問がありました。検討しますというふうなことだったんですが、その後、その関連についてはどのような検討がされたのか教えてください。 ○議長(笠井雄一君)  総務課長、石原千秀君。 ◎総務課長(石原千秀君)  それについて、現在、まだ形にはなっていないところなんですが、実は有料広告の取り扱いに関する要綱、それとその下に有料広告掲載基準というものについて、検討してその中で、広報とホームページ、それから封筒について、有料広告をということで検討をいたしました。 そういう中で、封筒、最近になって封筒についての広告を掲載していただいた企業が終了してしまった場合の在庫をどうするかとか、そんなところの細かいことが出てきまして、まだ形にはなっていないところなんですが、あとコミュニティーバスへの広告の掲載等も出てきたというところで申し訳ございません。検討が今、止まっている状況でございます。 ○議長(笠井雄一君)  4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  分かりました。 先ほど封筒の話がありましたけど、どこの市だったか、町だったか、住民への通知、葬儀社の広告でしたか、何かそれがあったので問題になったということがありました。いろいろ神経を使わないといけないところがあると思いますけど、いろいろな検討をお願いしたいと思います。 それで、まとめをしないといけないんですが、先ほど言いましたように、いろいろなイベントの情報の発信に、ぜひ町のホームページを使うというような手法を組み立ててほしいというようなことです。回覧板の増設をしてくれないかという話も、実はあったんですけど、今から回覧板を増やすということは現実的ではないでしょうし、いろいろなコンサートとかのアンケートとかも、結構町外の方が見えて、自分のそばの地域にもポスターとかを貼ってほしいんだという、そういう意見もあるようなんですけど、なかなか現実的ではないですし、どこまで配ったらいいか分からないということがありますので、それが手法として、定着すれば町のホームページを見てくださいということで、町の情報の発信にもつながると思います。 併せていろいろな行事、幼稚園の園児募集とか、そういうことも使えるのではないかというように思います。 ということで、事務的にはそれほど負荷にならない、経費的にも負荷にならないと思いますので、検討ということではありますが、最後に事務局の検討を後押しするようなことで、町長にもう一度見解を、コメントをいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  丹澤議員のご提言に沿って、改革したり、そのことがさらに前進するように、しっかり取り組んでまいりたいと思っております。 ◆4番議員(丹澤孝君)  ぜひよろしくお願いします。 以上で質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(笠井雄一君)  ここで暫時休憩といたします。 消毒作業を行いますので。     休憩 午後6時10分-----------------------------------     再開 午後6時16分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 先ほどの4番、丹澤孝君に対する答弁の訂正の申し出がありました。 総務課長、石原千秀君。 ◎総務課長(石原千秀君)  申し訳ございませんでした。 先ほど、ホームページの更新作業、各課で対応しているという中で、最終的には総務課でとりまとめをするというところで、すみません私が、情報化推進係がとりまとめをしているというふうにお答えしたようでしたが、広聴広報係の間違いです。訂正させていただきます。 ○議長(笠井雄一君)  そのように訂正をお願いいたします。 続いて、第2番、笠井辰生君の発言を許します。 ◆2番議員(笠井辰生君)  2番、笠井辰生です。 議長の許可をいただき、一般質問をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。 まずはじめに、学校ICT環境の整備について。 2020年度から順次全面実施されている新学習指導要領では、学習活動において積極的にICTを活用することが求められています。当初学年ごと段階的に予定されていたICT環境整備は、突然の新型コロナ禍の中、感染予防の観点からも急遽前倒しされ、一斉整備の号令がかかりました。しかし、新しい教科書と授業内容に加え、新しい学習ツールヘの対応も求められる学校現場の教職員、子どもたち、そして保護者らの不安はいかばかりかと拝察します。 そこで、学校ICT環境の整備の現況と今後の見通しに関し、児童・生徒への1人1台端末、タブレットの配布時期について、学習アプリなどソフトウエアの準備状況について、ネットワーク容量ならびに端末の充電・保管環境、故障やエラー発生時の対応など、校内インフラの整備状況について、また教職員のICT活用授業への対応準備と支援内容についてお尋ねします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 教育長、渡井渡君。 ◎教育長(渡井渡君)  笠井辰生議員の一般質問にお答えします。 学校ICT環境の整備についての1点目、児童・生徒への1人1台端末、タブレットの配布時期についてでありますが、本町では、グーグル社のOSを搭載した学習者用端末クロームブックを採用しました。その端末の町への納入期限は、山梨県が作成しました仕様書に基づき令和3年3月31日までとなっており、その後、情報センターが実施した入札結果に基づき、東京コンピュータサービス株式会社甲府支店がネットワーク接続機器設定業務を行い、4月中には各学校に配布する予定です。 2点目の、学習アプリなどソフトウエアの準備状況についてでありますが、グーグルが提供する教育で役立つ無償のツール「グーグルワークスペースフォーエデュケーション」を導入する予定です。課題の作成から提出、採点、返却まですべてを1カ所で完結させることができる学級の管理に役立つ機能や、メール以外にもチャットやビデオ通話を使用し、場面や環境にあったやり取りができるコミュニケーション手段としての機能も有するものです。 その他、有償の教材等については、実際に端末を使用する中で現場の声を聞いた上で検討していきたいと考えております。ただし、高額なものもあるため精選する必要があると考えております。 3点目の、ネットワーク容量ならびに端末の充電・保管、故障やエラー発生時の対応など、校内インフラの整備状況と保守環境についてでありますが、高速通信ネットワーク整備工事は令和3年1月27日に完成検査を済ませ、各学校での校内インフラ整備は終了しております。 管内の全児童生徒一人ひとりがそれぞれ端末を持ち、クラウド活用はもとより大容量の動画視聴もストレスなく行える環境を構築いたしました。 また、各学校には充電保管庫を必要数整備しており、端末未使用時に充電を行います。端末の故障やエラー発生時については、納入業者と連携を取りながら対応してまいりますが、保守については原則1年間の保障がついています。 4点目の、教職員のICT活用授業への対応準備と支援内容についてでありますが、グーグルが提供する運用管理や導入を支援する無償の研修プログラム「キックスタートプログラム」を活用していく予定です。 また、町独自でICT教育推進校を指定しておりますので、そこを中心に端末を使った教育の研究を行い、管内小中学校に普及させていくことも計画しております。その他、現場の声を聞きながら、峡南地区の他町とも連携を取る中で対応するよう検討してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 2番、笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  ありがとうございます。 3月末には物自体は入る予定ということで、そのあと、セットアップを別業者がなさる。4月中には導入できる予定ということで承知いたしました。 実際に子どもたちが授業で利用できるのはいつごろとお考えですか。 ○議長(笠井雄一君)  教育総務課長、望月利偉君。 ◎教育総務課長(望月利偉君)  4月中の配布ということで、準備が整い次第利用させていただくということを考えております。 まずは手に取って、触ることからということが一番大事かと思いますので、配布時点では利用できるような形でお配りするような形を取っておきます。 ○議長(笠井雄一君)  2番、笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  先日、日曜日の新聞朝刊ですか、県内小中学校の状況が報道されていまして、峡南の地域は若干遅れるみたいな内容でしたが、今はもう3学期も3月ですし、ほかの市町村、ほとんどが今からものが入っても、実際本当に子どもが触って持つくらいしかできないと思いますので、報道で格差といわれるほどの大差は、私はないんではないかと思っているんですが、実際の先生方ですね、やはり子どもたちがそうして、新しい端末を手に取る、それを先生方は扱い方とか、IDパスワード、ログインとかの設定をご指導される必要があると思うんですけれども、教師用のタブレットの端末も同時に、児童と同じものが納品されるのでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 教育総務課長、望月利偉君。 ◎教育総務課長(望月利偉君)  同じものは配布する予定でございます。やはり時期も同じ時期ということになりますが、先生につきましては児童よりも早く使用していただいて、慣れていただくということが必要かと思いますので、そちらは入った時点で先生方にはそういう形で使用をしていただきたいと考えております。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問はありますか。 笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  分かりました。やはり先生方には、少しでも子どもたちよりも多少早く、やはりお届をして、操作に慣れていただく、そして授業での活用を検討していただくということで、最初にいただいた答弁でも、まず触って、操作をするところから始めるということで、タブレットそのものがネットワークとか、情報セキュリティーを学ぶための現物としてのものと、それともう1つ実際に無料のソフトウエアを使われるということでしたけれども、グーグルワークスペースフォーエデュケーション、それを活用して算数ですとか、国語、理科というアプリ、これを実際にするということは先生方もそれなりの指導の研修が必要になってくると思います。 やはりこれも答弁の中で、キックスタートプログラムを活用されるということですが、町内の学校でこれを活用した授業方法は、例えば重点的に先行して、どこどこの学校をモデル校にして、そこの先生にまず集中的にやってもらうのか、それとも全校、全学校を一律にそれぞれ担当教員にまずは行ってもらうような指導を進められるのでしょうか、どちらでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  教育総務課長、望月利偉君。 ◎教育総務課長(望月利偉君)  各校に情報担当主任という主任の先生がいらっしゃいます。その先生を中心としまして、各校で行っていただくこともありますけれども、やはり重点ということで、町のICT教育推進校も指定していますので、そちらでの研究も進めていただきながら、またそちらの研究につきましては、各校へのフィードバックもお願いするということで、進めるとすれば同時で進めていくわけですが、より深くそちらの指定校では研究もしていただくということで考えております。 ○議長(笠井雄一君)  笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  モデル校も設定をして、そこを重点的に、また広めていくということで承知をいたしました。 新学習指導要領ですけれども、小学校では今年度2020年度から中学校は新年度です、春、2021年度から実施となり、教科書や授業内容が変更されると。それに対応も先生方は大変かと思うんですけど、この新要領の中に入っておりますICT活用についても、当初、順に模擬授業を行って、各学年順次対応するご予定であったと思われますけれども、今回、国の方針で一斉整備となったことは、ある意味結構なことなんですけれども、現場の先生方のご負担は本当に大変かと思いますので、ぜひ教育委員会のほうとしても、サポートをしっかりとしていただければと願っております。 よろしくお願いいたします。 あともう1点、例えばアダルトサイトなどへの対応はどのようになっているでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  教育総務課長、望月利偉君。 ◎教育総務課長(望月利偉君)  やはりインターネットへも接続は可能ですので、こちらの有害サイトフィルタリング、こちらも導入する予定でおります。 ○議長(笠井雄一君)  1番、笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  承知いたしました。 まずは新年度、子どもたちも新しい端末を操作することで、ICTに慣れる、そしてリモートの自宅待機ということは、しばらくはないと思いますけど、去年の今頃は休校とか、何とかということがあってしまいましたが、そういったところは今の現状だと大丈夫だと思うんですけれども、ぜひ授業の中でも端末が活用できればと思っております。 次に移ります。 テレワークの導入について、新型コロナウイルス感染防止のために、総務省から地方公共団体へテレワークの推進が通知されていると聞いております。 そこで、行政においても、テレワークとウェブ会議の活用に関しまして、まず庁舎間のテレビ会議システムの現況と利用状況について、それと自宅待機等の職員とのウェブ会議の活用状況について、また審議会等へのウェブ会議の導入について、また職員のテレワークの実施について、お尋ねいたします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  テレワークの導入の1点目、庁舎間のリモート会議システムの現況と利用状況についてでありますが、本町には平成15年から、テレビ会議システムが導入されており、防災訓練や、風水害等による災害対策本部会議時に利用してきました。 新型コロナウイルス対応では、三密の防止が提唱された時期である、昨年4月15日の対策本部会議から、また、毎週月曜日に開催しております課長会議は4月20日からテレビ会議に切り替えました。同システムは、導入から17年が経過したこと、現在はウェブ会議システムが主流であることから4月2日の専決予算により新システムを導入、利用しております。このシステムは、庁舎間のみでなく、知事と市長村長の意見交換会や、県外のご自宅からの移住相談にのるなど、幅広く利用しております。 2点目の、自宅待機等の職員とのウェブ会議の活用状況についてでありますが、これまで、自宅待機者をウェブ会議に参加させたことはありませんが、自宅でインターネット回線へ接続できるカメラを搭載したパソコン、もしくはスマートフォンを持っていること等が必要になりますが、技術的には可能です。 ただ、コロナウイルス関連では自宅待機者は基本的には特別休暇となること、また、使用機器を貸し出すのか、私物を使用するのか等の課題があります。しかし、テレワークの導入につながるものでありますので、検討してまいります。 三点目の、審議会等へのウェブ会議の導入についてでありますが、技術的には、職員が自宅からウェブ会議に参加することと同様でありますが、条例等で定める審議会の成立要件等についても検討してまいります。 4点目の、職員のテレワークの実施状況についてでありますが、これまで、テレワークを行う大きな目的は、移動時における感染の防止であり、通勤ラッシュ対策としての時差出勤、自家用車・自転車・徒歩による出勤が推進されてきました。本町の職員においては、公共交通機関を利用する者はほとんどおりませんので、テレワークは実施しておりませんが、出勤後の密を避けるために各庁舎の空き部屋や生涯学習センターを使った分散勤務を昨年4月21日から6月30日まで実施した経緯があります。 現在は、執務スペースの間隔を空ける、あるいは、ビニール製の幕を設置するなどしていますが、テレワークの導入につきましても、ウェブ会議と併せて検討してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(笠井雄一君)  笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  ありがとうございます。 防災用として今までもテレビ会議はあったということで、それが昨今ネットワークICT環境の進展もありますし、この新型コロナ禍の中、自宅からリモートの勤務を推進するような状況になった中で、いろいろな便利なものがあり、実際に環境としたら職員同士でもでき得る環境にあるということで承知いたしました。 濃厚接触等で自宅待機を求められる方の場合は特別休暇の扱いというようなことですけれど、もし例えば町長ご自身が何等か、そのようなお立場になられて、自宅待機をせざるを得ないようなときには、やはりいろいろ支持を、顔を見ながら出したいというようなことも出てくるのではないかと思うんですけど、町長のご自宅からのそういったウェブ会議の環境設定は検討されてはいかがと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  今はまったく検討しておりませんというか、想定しておりませんというか、今後必要になるかもしれませんので、検討の中には入れさせていただきます。 ○議長(笠井雄一君)  2番、笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  やはりいざ必要となったときに対応ができないのと、あるいは準備ができているのでは違うと思いますので、ぜひそんなことも踏まえて、町長から率先してといいますか、要は役場職員の皆さんがある程度それに対応できる環境は整えてあってもいいのではないかと思うんですけれど、新型コロナに限らず、大雪とか台風に際しても、全員が登庁しないと会議ができないというのではなく、情報と共有は家からでも、あるいはスマホを使えば、電波状況が良ければですけれども、会議に参加できるようなリモート会議はぜひ検討していただければと思います。 それと、例えばコロナ禍を別にしても、親族の介護とか、看護、育児、地域活動等のために、出勤時間、登庁時間を調整して、リモートワークを役場職員も導入するという勤務形態も今後はありうるのではないかと思うんですが、導入のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  総務課長、石原千秀君。 ◎総務課長(石原千秀君)  実は、リモート会議はそう難しい、技術的にも問題ではないんですが、テレワークは実は非常にセキュリティーを考えると大変な作業になります。その前に、職員自宅だということで、勤怠管理という、本当にやったのか、そういう面を抜きにしても、今、庁舎内の自席にあるパソコンは、あの中では作業はしておりません。パソコン内には、データを保存しないようにということで、セキュリティー面ですね、盗まれてもいいようにということで、ファイルサーバー、そこにあるデータを作業しておりますので、自宅からそのファイルサーバーに入り込むというのは、悪質なハッカーみたいなものになりますので、考え方とすると、勤務先にあるパソコンのスイッチを入れて、その画面を自宅から見るような作業になると思いますので、そういうシステムの構築、費用もかかってくるのかなと思っておりまして、これから研究も必要になると思いますが、このテレワークのほうは難しい作業になると思います。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに質問ありますか。 2番、笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  分かりました。 セキュリティーの関係ですね、専用回線の中にある役場専用データのアクセス、不可能ではないと思うんですけど、確かにいろいろそういうシステムを導入するには費用もかかると思いますし、それほどの確かに緊急性はないのかもしれません。そこの部分はおいおい、そういったものがリーズナブルに利用でいたり、国とかが推進するような環境になったら、また導入は検討していただけるものと思います。 一方で、各種審議会や委員会の方々ですね、こういった方々の委員の、通常の確保も最近は課題にはあるかと思うんですけど、就任の依頼を断れる理由に、全然受けるつもりはないよという方もいらっしゃいますけれども、勤務のこととか、あるいは家庭の看護、介護で家を空けられないからということで時間が取れずに、審議会や委員会はなという方もいらっしゃるのではないかと思います。 そこで在宅でも、審議会や委員会に参加できるような仕組みが、審議会、委員会なら導入できるのではないかと思いますけれども、こちらについてはいかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  総務課長、石原千秀君。 ◎総務課長(石原千秀君)  法律に基づく審議会等の条例、本町の条例を見る中で、会議は委員の定数の半数以上が出席しなければ開くことができないということがあるだけという表現がいいか、可能ではないかというふうに考えております。 ○議長(笠井雄一君)  笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  今回の提案されている議案の中でも、議案の8号から11号が介護支援等の人員等に関する条例改正なんですが、この中でも行う会議の次に、(テレビ電話装置その他の情報通信機器、以下テレビ電話装置等をいう)を活用して行うことができるものとする。といったような文例が条例の改正に上がってきていますので、こういったように審議会、委員会の条例も対応すればそういうことも可能ということは分かりました。 ぜひいろいろな参加のしやすさということも考えながら、これからは審議会、委員会も開催を考えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、次に移ります。 施策の発信について、本町では近年、FacebookやLINE、Twitterでの情報発信がなされ、ホームページ上でも町長メッセージが月に数回更新されるなど、ウェブ上の発信が活用されています。それだけに、もっとより多くの町民の目に触れる工夫は欠かせないと思われます。 そこで、町の施策の発信を、より多くの町民に届けることに関し、パブリックコメントの募集への意見提出状況について、それと町の町ホームページの町長メッセージへの町民の方からの反応について、さらには回覧板のウェブ対応ができないかということについて、お尋ねいたします。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  施策の発信の1点目、町ホームページ上の町長メッセージへの町民の反響はについてでありますが、町ホームページの町長あいさつにつきましては、例年、年度はじめにその年度の事業紹介を含むあいさつと、議会開会時のあいさつを掲載しております。また、昨年4月からは、ホームページのトップページに、新型コロナウイルス感染症に関する町長メッセージをこれまでに48回掲載、これは令和3年3月1日現在しております。 感想として、特別なものは政策秘書課へは寄せられておりませんが、新型コロナに関するメッセージは、これまでに試行を重ね、現在のようにトップページに掲載するように工夫してまいりましたので、徐々にではありますが、多くの方の目に触れてきていると考えており、町のホームページをご覧いただく皆さまに、現在の状況を踏まえた感染拡大防止にご協力いただけるよう、繰り返し発信しているところでございます。 2点目の、パブリックコメントの公募状況と意見提出状況についてでありますが、今年度は、市川三郷町国土強靱化地域計画(案)など4件を実施し、これに対するご意見としては2件をいただきました。 3点目の、回覧板のウェブ対応についてでありますが、回覧板は、各種行事のお知らせや、各団体が作成した冊子などを町民に紹介する場合に活用しています。各戸に長い時間留めておけないことから、必要なものはそれぞれメモをする、コピーをする、携帯電話に画像として保存する等の方法で対応をされていることと思います。 ホームページ等に回覧物を掲載することによって、いつでも見ることが可能になる便利な方法ですので、冊子等の情報量の多い物の扱いや、掲載期間、掲載方法等について検討してまいります。 以上、答弁といたします。 ほかに質問ありますか。 笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  ありがとうございます。 町長さんのメッセージが新型コロナ、令和2年4月から48回ということで、私もこの立場になってホームページをなるべく頻繁に見るようになったんですけど、更新されているのを見て、とても心強く感じております。せっかくのメッセージがどれほど町民の方に届いているのかという部分が、ちょっと残念かなという気持ちがあったものですから、質問をさせていただきました。 これを例えばダイジェストにして紙に刷って、回覧に挟まれてはいかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、一瀬浩君。 ◎政策秘書課長(一瀬浩君)  ただいま、それなりの回数を重ねてきているので、ダイジェスト版としてということを、今、ご提案をいただきましたが、検討してみたいとは思いますが、時すでに遅しの情報もあろうかと思いますので、検討をさせていただきたいと思います。 たぶん、タイムリーな情報のほうが、皆さんにとってはいいのかなと思います。ですから、それが可能かどうかも検討してみたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  ありがとうございます。 今後ですね、これからの発信について、そういったことも検討していただきたい。それが回覧板にも通じるんですけど、最近、パブコメの中で、町の情報化についての計画もありました。その中に、アンケート集計がありまして、町からの情報の入手手段はどこからですかという部分で、まさにその中身が広報誌からという回答が81.7%でした。 ですから、現時点では、やはり町民の方々に一番届きやすいのは回覧板であると。それで回覧板を活用すべきだと思います。 その上で、今はSNSで広報誌の発行も教えていただけるし、その内容も見られる便利があります。ご答弁にもありましたが、回覧板、やはりすぐに回さなければいけないということ、順番にもよりますけど、1週間以上かかってしまうことも組によってはあると思います。 そういうわけで、回覧板をA3やB5のサイズは一度A4に寸法を整理すれば、最近の複写機では一括でスキャンして、PDF化できると思いますので、それを地区別に、地区によって内容が違うと思いますので、掲載してぜひいただければというようなご提案です。 地区ごとにここの部分で、地区の外にあまり見てほしくないとか、そういうものがどのくらいあるのか分かりませんが、パスワードが必要なのかどうか、もし必要なら年に一度くらい紙で回覧するですとか、あるいは毎回の掲載のURL、アドレスを変えてあげれば、インターネット上の検索エンジンのキャッシュには残らないと思いますので、そのあたりはぜひ一度試験的にも、この情報化、市川三郷町第2次地域情報化計画ですね、これが4月から実施されるということで、ぜひ取り組んでいただければと思います。 その上でパブコメについて、パブコメは住民の声を施策に反映させる大切な仕組みだと考えております。 パブコメの意見がないまま手続きを踏んだとしてよしとするのではなく、より多くの意見を集めてこそ施策に向き合ってもらえたと評価すべきではないかと思うんですけれども、やはり4件のパブコメのうち、意見があったのは2件ということは、いかにもちょっと物足りないかなと思っております。 パブコメの募集も必ず回覧板に載せてはいかがでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  答弁を求めます。 政策秘書課長、一瀬浩君。 ◎政策秘書課長(一瀬浩君)  ただいまお話いただきましたように、これまでの実績から、本当にある一定のユーザー層には届いてはいるんでしょうけれど、幅広い皆さんに周知されているかというと、私たち担当としても疑問を感じている部分がありますので、いろいろな検証をしていきながら、改善の余地はあろうかというふうに思っております。 先ほどの回覧板でお知らせするということも、広報でお知らせするとか、何かしらの工夫はしていくべきだろうと思っていますので、検討をしていきたい、研究をしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  SNS等でもぜひ発信していただきたいのと、あと締め切りの日なんですけれども、金曜日に締め切られている例が多いように感じるんですが、お勤めの方などは土日に、じっくり資料を見てみたい方も少なからずいるのではないかと思います。 週明け月曜日の朝をなるべく締め切りにするようなことはできないのでしょうか。 ○議長(笠井雄一君)  政策秘書課長、一瀬浩君。 ◎政策秘書課長(一瀬浩君)  パブリックコメントの募集期間が通常2週間ですので、間に週末を挟むことは挟んでおります。ただ、期日ギリギリになって見られるという方はたぶん多かろうと思います。その点についても研究してみたいと思いますので、また週末をうまいところで、最後のほうに挟めるような工夫もできればと、検討して進めてまいりたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  笠井辰生君。 ◆2番議員(笠井辰生君)  ありがとうございました。 ぜひよろしくお願いいたします。 この第2次地域情報化計画、これの項目にもいろいろテレワーク導入の検討ですとか、ペーパーレス化というような内容、マイナンバーカードの推進は今もされていますけれども、窓口業務にICTを導入とか、いろいろな内容が盛り込まれていますので、ぜひ実効性のある進展を望みますということで、私の質問を終わらせていただきます。 以上、ありがとうございました。 ○議長(笠井雄一君)  これをもって、第2番、笠井辰生君の一般質問を終わります。 なお、議会運営委員長のほうから発言がありますので、よろしくお願いします。 ◆議会運営委員長(高尾貫君)  急でございますけれども、日程の変更をお願いしたいと思います。 本来ならば、常任委員会は午前9時ですけれども、明日は当局とそして議会側で打ち合わせをしたところ、午前10時ということで開会をしたいと思います。そのように議長のほうから確認を取っていただきたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  ただいま、議会運営委員長から発言がありましたとおり、明日の委員会の開会時間を10時に変更するということでよろしいでしょうか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 明日の総務厚生常任委員会は午前10時より開会することといたします。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。 大変ご苦労さまでございました。     散会 午後6時56分...